見出し画像

ロシア人の女が凸ってきた話

あれは確か2月頃だったかと思います。

私は当時、父と二人暮らしをしておりました。


ホントに突然のことで驚いたのをよく覚えています。


仕事中に父から電話が。

「あ、ゆっけ?パパです。実はね、パパの再婚相手のロシア人が家に凸ったらしくてね。しかも勝手に住民票まで移して家の鍵を変えられちゃったんだwとりあえず今夜はネカフェかホテルで泊まってくれるかな?」


え( ˘•ω•˘ )

再婚相手がロシア人なのは母から聞いてはいたが。。。
家に凸った?しかも鍵を変えられたってことは家にお邪魔してきたってことじゃあないのか!?!?

※補足
両親が離婚した際、私は母親の籍に移っておりますが、なんやかんやで
父親と一緒に住んでいました。
なので父の再婚相手であるロシア人は私と無関係であり、
俺にとっては顔も名前も知らない女であってただの不審者です!!!!

あと一人称で“パパ”はそろそろやめない?


(この間0.5秒)


・・・落ち着け。ここで動揺したら疲れるし仕事に集中できん。
殺せ。心を。心を殺すんだ。
(さらにこの間0.5秒)


「了解。パパも大変だね。」

“パパ”って呼ぶのやめたいよおおおお


みんなどうやってお父さん→親父とかパパ→父さんって
呼ぶようになったの。
俺だっていい加減、自分の父をパパって呼びたくないんだよ!!

将来の彼女に親を会わせる時、
「こちらがウチの“パパ”です。」
って言うのか!?
アラサーの男が!?!?

彼女幻滅するんじゃあないのか!?
俺の幸せライフがそこで“おじゃん”になるだろ!!!


頼む。誰か教えてくれ。
パパ呼びから脱出する方法を。




話を戻します。


電話を切った私は酷く冷静でした。

これもユニークスキル「心を殺す」のおかげ。
自分の人生経験の豊さに感謝。


でも、そこから大変でした。

家に帰ったのは二日後でしたが、翌日には
替えのワイシャツや下着、髭剃り、充電器などを
リュックに詰め込んで家から脱出。


仕事が終わったら近くのネカフェに泊まる生活を
3週間続けました。

帰る場所なんてとこなんてどこにもなかった!!!


その間に父からも電話はありました。
「あ、ゆっけ?パパです。ごめんね~迷惑かけちゃってwロシア人とはもう離婚するから帰ってきても大丈夫だよー。」

「うん、わかたー」


電話を切り終えた私はそのまま不動産屋へ足を運び、引っ越し先を探し。内見し。即日契約へと持ち込みました。
(結局、入居するまでに3週間ほど掛かる為。ネカフェ生活をしておりました)


だって信用出来ます??
顔も名前も知らない外国人が自分の家に侵入してきたんですよww

絶対また来るだろ!!!ヽ(`Д´#)ノ



ロシアの襲撃からおよそ一ヶ月後


無事に引っ越しが完了しました。

新しいお家は101号室と201号室のみのアパート。

他の部屋が使用不可ってわけじゃあないんです。

それ以外の部屋はございません。

入居当時はキャンプグッズに助けられた


いわゆる二世帯住宅みたいな感じですかね?

結構珍しいですよね(*'ω'*)

101号室の方にはちゃんと挨拶しておきました。

(両隣に人が居ないの快適!)

ホントは内見の時に他の部屋も見に行きましたが
今のアパートが一番面白そうだったので!


入居して間もなく給湯器が壊れたり、水漏れしたり、換気扇が落下したりと
色々ありますが。今はわりと平穏に暮らせていると思います。


来年はどんなビッグイベントが起きるかな~

今年もお世話になりました。
(note始めたのは今月だけど)


次回の更新は1月8日を予定しております。

みなさん。良いお年をお迎えください!








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?