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ICL体験記① 私は手術を受けられますか?

※ICL手術を受ける際の注意事項をこの記事の一番下にまとめました。

さぁ、クリニックへ行こう

さて、前回の続きです。

こうしてICLを受けようと決めた私。
ただ、まずはICLを受けられる眼科に行って
1.今の眼の状態に異常はないか
2.ICL手術を果たして受けられるのか

を判断してもらう必要があります。
万が一目に異常が見つかった場合、まずはその治療が優先されます。
また、目に疾患がある方や妊娠中及び授乳中の女性は受けることができません。

というわけで、1月の半ばに東京駅の日本橋口目の前にあるサピアタワーアイクリニックさんに行ってきました。ホテルメトロポリタン丸の内と同じビルにあります。

(余談ですが、このビルの中にあるスタバからは、新幹線や電車を超至近距離で見ることができます。そこまで広くありませんが静かで落ち着いているのでよく利用しています。土日は電車好きのお子様を連れた親御さんが多いイメージ。)

こちらのクリニックは完全予約制です。日付と希望時間帯をホームページの予約フォームからリクエストすると、予約を取ることができます。

注意事項としては、裸眼の正しい視力を検査するため、
来院の数日前からコンタクトレンズは使用できません。
(コンタクトレンズを入れると裸眼の視力が変化してしまうそうです。)

先生、私はICLを受けることができますか?

病院にお邪魔すると、開院してから1年ほどたったばかりの新しい病院でとても綺麗な病院でした。手術室は待合室から見ることができ、いかにも近未来な雰囲気。
(手術中はガラスが曇って中が見えないようになりますが、手術がないときは手術室の中を見ることができます。)

到着してすぐに問診票を記入し、検査代の1万円を支払います。
名前を呼ばれると検査開始。

まずは色々な機械の前に座り、看護師さんの指示に従って機械の中をのぞきます。気球が出てくるものとか、眼圧を測る風が出てくるものなど、馴染みのあるものから、目の中のレントゲンを撮る機械まで、4台くらいの機械の前に座りました。基本的に看護師さんの指示に従って、瞬きをして目を大きく開いて機械の中の光を見るのを繰り返すので特に痛みはありません。
強いて言えば眼圧検査の風が刺激としては一番強かったです。

機械の前に座る検査が終わったら、次は視力検査です。
通常の眼科と同じ、視力検査に使う眼鏡(レンズの入れ替えができるアレです)をかけて裸眼の視力を測ります。レンズをたくさん入れ替えながら、近視の度数だけでなく乱視の強さも細かく測定されます。ここが検査時間としては一番長いです。

視力検査が終わると、次に瞳孔を広げる目薬を差してもらい、同行が開くまで20分ほどICLの説明動画を見ながら待ちます。
目薬が効いてくると徐々にピントが合わなくなり、視界がぼやけてきます。

このタイミングで看護師さんに呼ばれ、視力や眼圧などの結果の説明や今後の流れ、料金や手術前後の注意事項、手術内容のリスクについて説明があります。
ここで手術に対する不安や質問があったら何でも質問できます。

注意事項に関してはこの記事の一番最後にもまとめていますが、クリニックからもスケジュールや注意事項をプリントでもらえるので、全て覚える必要はありません。

ここのクリニックの看護師さんは物腰柔らかく丁寧に説明していただける方ばかりなので、特に威圧感を感じることはありませんでした。気軽に質問できる雰囲気なのもよかったです。

瞳孔が完全に開いた後、目の緊張を取った状態での検査(1項目のみ)を受けてから医師の診察になります。

診察では角膜や視神経、網膜の状態などを詳しく見てもらい、ICLが受けられるかどうか判断されます。ここでも医師に聞いておきたいことがあれば何でも質問できます。

これで1回目の検査は終了です。術前にはもう一度レンズの度数を決めるための検査があり、1回目の検査の翌日以降で予約を取ることになります。

術前検査2回目に行ってきた

私はこの2日後2回目の検査を受けに行きました。

前回と同様、気球と眼圧の検査があり、また詳しい視力検査を受けました。
ここでレンズの度数及び乱視あり・なしが決まります(つまり最終的な料金が決まるということですね)。

もう私は手術を絶対受けると決めていたので、この場で前払い金を支払いました。前払い金の支払いをもってレンズ受注となります。

一つ気を付けたいのが、
このレンズはスイス製造で、日本にある在庫には限りがあるということ。
つまり、もし日本に在庫がなければスイスから取り寄せることになり、さらにスイスにも在庫がなければ工場で製造されてから日本に送られることになるため、いつレンズが届くか=いつ手術を受けられるかはこの時点では分かりません。

しかも、乱視ありの場合は、在庫がないと更に時間がかかってしまうこともあるそう。大体2~3か月ほどかかると言われました。

しかし!私の場合は両目とも乱視ありにも関わらず、奇跡的に日本にレンズがあったため、2回目の検査から2週間後に手術を受けることになりました。

ICLに関する主な注意事項まとめ


1.手術の3日前から抗菌の目薬を差す(1日4回)
※手術当日は朝と昼の2回必ず差してから来院するように指示があります
2.コンタクトは手術日の前日まで使用可能
3.手術日はまず1時間ほど点眼をし、手術自体は両目で10分程度。手術が終わったら30分ほど休み、医師の診察を受けて帰宅。
4.手術後から大体平均で0.7~0.8ほど見えるようになるが、クリアに見えるようになるのは手術の翌日から
5.手術後は目を保護する眼鏡をかけて帰宅。
※この保護眼鏡は、術後一週間外出の際には必ずかけましょう。
6.手術後当日はスマホやテレビ、読書など、手元を見たり目を酷使するような作業は控えるよう指示があります。
※手術後はまだ目がクリアに見えないのと、かなり体力的にも疲れるので自宅へ戻ってゆっくりしたほうがいいです。夜ご飯も事前に作るかテイクアウトするなどして負担を減らしましょう。
7.洗髪や洗顔は手術前に済ませてから来院しましょう。
8.術後一週間は手術の傷に影響があるため運動はできません。安静に過ごしましょう。

次回はいよいよ手術です!なんだかまたドキドキしてきた。。。

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