新馬勝ち厳選馬の重賞出走 【ホープフルS】
皆様こんにちは。
タイガーマスクGです。
明日12月28日は中山競馬場にてホープフルSが行われます。
当noteでは「新馬勝ちピックアップ」と題し、新馬戦を勝利した馬の中から厳選して私見を書き綴る記事を投稿しておりますが、今回はその厳選馬の中からホープフルSに出走する馬がいますので改めてご紹介して参ります。
あくまでも個人的視点による評価や見解となりますので、皆さんの評価や補足事項等がございましたら是非お教え頂けると幸いです。宜しくお願い致しますm(__)m
出走予定の新馬勝ちピックアップ紹介馬
1.ジェイパームス
本競走における見解
2番手追走から楽々と後続を3馬身突き放したデビュー戦は、道中壁のない状況ながらしっかりと折り合い、終始悪さをする事なく走り終えた好内容の一戦。
鞍上が意識的に控える競馬をさせた(逃げさせなかった)点からも期待の大きさが窺える内容であった。
戦前から立ち気味の繋ぎや掻き込みの鋭いフットワークが目立っており本質的に瞬発力勝負では分が悪いだろうと思っていた中、新馬戦らしい典型的な上がり勝負を完勝した点は高く評価できる。
また、それらの特徴から「中山コースへ舞台が替わっても力を発揮できる」「ホープフルSや皐月賞が楽しみ」とレース後に評価したが、今回はその中山・ホープフルSが舞台となればおのずと期待度は増す。
今回の追い切りでも相変わらずいい動きを見せており、フォームやフットワークは重賞級。
このメンバーに入るとさすがに横一線の雰囲気に留まるが、キャリア1戦という事を考えれば現状はこれで十分だろう。
2.ハーツコンチェルト
本競走における見解
前走の東スポ杯2歳Sでは戦前からトモの送りやフォームのバランスに確かな良化を感じ、この時期なりの成長を見せていたものの、レースではスタートで痛恨の出遅れ。結果やレース内容を見てもそのロスが影響した事は間違いなく、力負けでないのは明らかである。
スタートに関しては新馬戦でも若干怪しいところがあったため今回に限らず今後も課題になってくる部分だろう。
前走のレース前評価記事でも述べた通り、馬体やフットワークから「間違いなく広いコースが合う」と言えるだけに、今回のカギは中山コースへの対応に尽きる。
追い切りの動き自体は変わらず良かったものの迫力という点では前走時の方が良かったようにも感じるため、実力以外の面でやや不安が残っているか。
3.ファントムシーフ
本競走における見解
テンよし・中よし・終いよしの素晴らしいレース内容で勝利を収めたデビュー戦。それでいてまだまだ奥がありそうな雰囲気もあり、前走の野路菊Sでは馬体面の成長も相まって見事にパフォーマンスアップ。
また、デビュー戦後には「今後距離を延ばしていけば重賞戦線でも十分チャンスはある」との評価を下したが、前走(2000m)の内容を見ても現状はやはりマイルより中距離の方が持ち味が活きるだろう。
今回は最終追い切りで若干、手前替えに手こずる様子が見受けられたためその点が気がかりではあるが、デビュー戦で感じた「欠点が少ない」という印象は変わらず持っており、馬群での競馬や小回りコース・多頭数への対応も難なくこなしてくる可能性は高い。
あとは大物感が出てくるとなお良しといったところか。
4.フェイト
本競走における見解
デビュー戦は5馬身差の圧勝を収めるなどド派手なパフォーマンスを披露したものの、「手先だけで走っている(歩いている)」と記したようにパドックで見せた歩様や追い切り・レースでの走りからは物足りなさが大きく残る個人的な印象であった。
3ヶ月半の間隔を空けた前走の東スポ杯2歳Sでも、追い切りからは良化の兆しがなく戦前から「良化待ち」との評価を記したが、結果はデビュー戦で見せた末脚がなりを潜める形に。
鞍上の福永騎手も「溜めた脚を使い切れていない」といったコメントを残している通り、やはりフットワークに課題がある事は明らかである。
それをふまえた上、今回における中間の追い切りでは前走と比較すると良くなっている様子は窺え、状態自体は上積みがありそう。
ただ、やはり大物感という意味では依然として物足りない印象を受け、成長とともにどこまで良くなるかといったところだろうか。
以上、「新馬勝ちピックアップ」から今回出走するジェイパームス、ハーツコンチェルト、ファントムシーフ、フェイトについて改めてご紹介いたしました。
今後も「新馬勝ちピックアップ」の厳選馬が重賞レースに出走する際は今回のようなまとめ記事を投稿して参りますので、皆さんの当馬に対する評価やまとめ記事に関する意見、アドバイス等ございましたら是非お聞かせ願います。
貴重なお時間の中、最後までお読み頂きましてありがとうございました🙇♂️
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