自律神経日記
蜘蛛の巣がまとわりついている。
いや、繭の中に入っている感じ。
とでも言うのか。
なんとも苦しい時、というのは
あるものだ。だれだって。
この感覚は、「元気」になると
あっという間に忘れてしまう。
通院しているクリニックの医師に、
さて今回は何を伝えておこう、
と考える。前回から今回まで、
あの動悸は一切なかった、と気づいた。
「整ってきているんですね」と言われる。
でも、このなんというか
(まとわりつく)苦しさ、
みたいなのはありますけど、
と伝えたら、
「この季節は自律神経が
乱れやすいですからね。
ほら、風も強い日々があったでしょう。
あれもね、影響するんです」と医師。
「みなさん、この季節そうですよねえ」
と返しながら、ここにもう通わなくて
良いようになりたいなあ。
はやく、と思った。
焦らず、とも思う。
*
今朝、天気が悪いと「気が滅入るよね」
と夫に話したら、「え、そう?」と
今日も返ってくる。すごくおもしろい!
この感じ方っていうのは、
人によるのだと再認識する。
子どもたちのアレルギーの病院に
やっと連れていけた。
3人自転車に乗って。
今はチューリップが元気はつらつ。
チューリップたちは嬉しくて、
まるでさけんでいるみたいだ。
タンポポも満開。
黄色の丸たちは、私のまとわりつく
苦しさ忘れるほどの力があった。
肌寒い中、3人でひたすら
まっすぐまっすぐの道を自転車でこぐ。
やっぱり運動は大切だ。
*
午後は娘の友だちの
ダンス発表会を見に行く。
娘も去年の今頃は習っていたダンス教室。
先生が今日もきらきらしていた。
「(ひさしぶり!)よ!」って感じで、
席まで案内してくれた。
子どもたちもきらきらしていた。
ダンスが「好き」、が伝わってくる。
娘と「見に行って良かったね」
と言いあって、帰ってきた。
友だちはこうして、そっと
ひっぱりあげてくれる。
本当にありがたいよ。
「ビリミリオン」という曲を
私は初めて聴いた。
この曲に合わせて、先生が踊った。
その後ろ姿を忘れたくないなと思った。
とてもいい曲で、帰ってきて
3回ユーチューブで見た。
今晩、ノートに歌詞を書き写しておこう!
私の人生は私のものだった。