![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/101887036/rectangle_large_type_2_c7aa273885883288e623bff4d69304ad.jpeg?width=800)
リネアちゃんとバラのつぼみ
ミニバラに3つ、つぼみがついているのを発見した。いつもは1つくらいしかつぼみがつかないというのに。
![](https://assets.st-note.com/img/1680430484933-5ZrN7aC8AQ.jpg?width=800)
2年くらい前に近所のスーパーで398円くらいで買ったミニバラ。今年の2月の終わり、ひとまわり大きな鉢に植えかえた。というのも、リネアちゃんが「鉢かえをしましょう」と言うから。「鉢が根を圧迫していたら、鉢かえすべきです」と。
*
去年、図書館でリネアちゃんと友だちになった(と思っている。そんな気持ちなのだ)。その前からリネアちゃんのことは知っていて、もう何度も何度もリネアちゃんの本を借りた。
![](https://assets.st-note.com/img/1680430541713-1LhlwgFrgU.jpg?width=800)
世界文化社 1994年初版
ページをめくればめくるほど好きになる。もうずっとながめていたい。新しい本は販売されてなかったから、古本屋で購入した。
1月から12月までその月のお楽しみが書かれている。植物はこのタイミングでこうするといいとか。毎月の鳥紹介もある。スウェーデンが舞台のようだから日本とは違うところもあるけれど。そこもおもしろい。
11月には「球根を植えましょう!」って。いつもタイミングをのがしているから今年こそ。この本とともに、2023年を楽しむと年の初めに決めていた。そんな時間を味わいたいんだ。リネアちゃんよろしく。
*
![](https://assets.st-note.com/img/1680430910876-El7glLAsO2.jpg?width=800)
今朝、起きた時に、今日はしゃがみこみたい日だと思った。時々、しゃがみこみたい日ってのがある。心がぱっとしない日。だけど、ミニバラのつぼみをながめて、リネアちゃんの顔がうかんで『がんばりますかね』と思った。
そしていつもいつも思い出すのが、
レイチェル・カーソンさんの言葉。
見るべきものはたくさんある。
この手のひらの中にある
携帯なんかよりも。
地球の美しさとしんぴを感じ取れる人は、科学者であろうとなかろうと、人生にあきてつかれたり、こどくに苦しめられたりすることは決してないでしょう。
「みんなと学ぶ小学校理科4年」裏表紙より
/学校図書