眠れない夜

そういえば、一晩ぐっすりよく眠れた、ということがなくなった。夜中に目を覚ますことが多くなった。睡眠について書いてある文章を、偶然いくつか読ませてもらった。ふと考える。私はいつからだっけ、と。

まだ0時かあ。
えー、1時半。
2時半か…。

時計を確認し、うとうとして、
また目が覚め、時計を確認し、
うとうとして、朝方になって眠る。
うとうとできたらいいけれど、
寝れない寝れない寝れない、
と思う時もある。
寝れないって苦痛。

父とこの前話していたら「夜中眠れなくなる」と言っていた。「私もだよ。同じだね」と話す。文章友だち(と書かせてもらおう)もそんなことを書かれていた。それで思った。もしかしたら今同じように、みんなして寝れないと思っているのかも、と。それぞれの寝れない光景がうかぶ。ひとりではない、と夜中に心がちょっとあったかくなった。「横になっているだけで、身体は休まるから」とよく夫が言う。そうだな、と思いながら、自分にそう言い聞かす。

夜中に起きてしまうと、私の場合翌日が使い物にならなくなる。4時を過ぎれば起きて良い、という自分のルールがあるのだが、土曜日の夜中、私は起きることにした。図書館から借りた映画を見たくて起きた。「死ぬまでにしたい10のこと」を見た。良い映画だったな。日曜日は眠くて仕方なかったけれど。

good night☆