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アゲハ二期生

※虫が苦手な方は注意。

越冬した、ちょっと訳ありのアゲハ。
4月、無事に羽化して飛んで行った。
あのアゲハは昨年の何期生か。
とにかく最後のアゲハだった。
私は手を貸した。

ベランダにあるレモンの木。
今年も続々とドラマが生まれている。

今年の一期生。
最終的に3匹の幼虫が残った。
羽化を楽しみにしていた。
でも、みなうまいこと
羽化することができなかった。

室外機の側面で足が滑ったのか、
蛹をつくる場所が悪かったのか、
二匹のアゲハは飛べなかった。
飛べないから、手を貸した。
おせっかいだったかもしれないけれど、
そうさせてもらいたかった。

そしてレモンの木で蛹になった一匹。
寄生蜂にやられたようだ。
蛹に穴が開いている。
小さな羽アリのようなのが
いるな、とは思っていた。
検索したらぎょっとした。

さまざまな生き方が
昆虫界にはあるわけだ。

こうして「均衡」は
保たれているのだろうか。

洗濯ものを干しながら、
レモンの木を見たら、
早速新たな命がいた。
いつの間に。
この子たちは二期生。

昨日、よーく見ていたら、
脱皮した直後だったよう。
きつかったんだろうな。
二匹して同じ体勢で
じーっとしていた。

そして、洗濯物を
入れる時にみたら、
あったはずの
あの黒い抜け殻がない。


これも食べちゃったのかい?
たまごの殻を食べたように。



※虫が苦手な方は注意。

二期生

レモンの木、となりにお住まいのネジバナさん

※虫が苦手な方はとても注意。

追記)

あの穴のあいた蛹。
寄生蜂がこれからぞろぞろ出てきたらこわいと思って、取り除いた。透明の袋に入れて、ちょっとつぶしてみたら。中にたくさんの…。でも、みんなしんでいた。ここに寄生したとしても、育つことも難しいようだ。
生き抜くとはなんと大変なのでしょうか。
昆虫界の現実。