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オススメはいつの日か助けてくれる

ひとがあなたに、とすすめてくれた映画や本は見たほうが読んだほうがいい。〈どこかの誰か〉ではなくて、〈私〉にわざわざこれいいですよ、と教えてくれたものは。
すすめてくれたものを見終わって、読み終わって気づいた。そうやって〈私〉にすすめられたものは必ずみよう。

後輩は過去にいろいろすすめてくれた。
太宰治が好きな後輩。その中ですすめてくれたのは『斜陽』だった。何年後かに思い出して読んだ。子育て中に、佐野洋子さんの読みやすい本(ヨーコさんの"言葉"シリーズ)。「気軽に目がいたくならずに読めます」とのこと。すばらしい。疲れない。

『サリガニの鳴くところ』は何度も何度も言ってきた。その時、図書館はものすごいリクエスト待ちだったし、なかなか読めずにいたけれど「感想は?」とちょいちょい聞いてくる。だから買った。夢中になって読んだよ。おもしろかったよ。でも、なんで私にこれをすすめたのか分かるようで分からなくて、この前会ったときに聞けばよかった。
だから、二回目を読もうと思う。一回目は先を先を読みたくて、その気持ちが強すぎて、このザリガニの世界を味わいきれてない気がする。二回目読んだら、後輩がなんですすめてきたのか分かるかもしれない。

今朝、今日をいい日にしたい、と思った。
昨日はいろいろ気を遣うことがあって、いまだざわざわざわざわしている。〈いい日にするにはどうしたらいいだろう〉と立ち止まる。わざわざノートに↑この文字を書いた。

あ、Annie。

映画『Annie』はそのむかし後輩がすすめてくれた。すすめられて、何年たったんだろうってくらい放置していて。3、4年前思い出して図書館で借りた。→音楽がすごく好き!

後輩は『あー、今日は○○さん(私)おっこちてるなあ』と私をぱっと見ただけで分かっていたらしい。はずかしいが、そんなおっこちがちな私にAnnieが良いと思っていたよう。

後輩、正解です。


良い日にしよう。