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先週のシナリオ反省会と来週シナリオ 2022.10.16

先週のシナリオ構築を記録し忘れたが、反省会は実施する。主に、ドルストレート、クロス円、その他に分類して傾向をつかむ。
 また来週シナリオを分けて書くのが大変なので、まとめて書くことにする。


1) ドルストレート系

ドルストレート系で最も強いのは、欧州通貨、中でもGBPUSD。弱いのはオセアニア通貨。この2つは、同じドルストレート系の中でも、上昇トレンド転換と下降トレンド継続で分かれてしまった。
 ただ、おそらく今ちょうど、ドル強がだんだん弱まってきている最中で、強いポンドから順にトレンド転換していると考えるとわかりやすい気がする。

【GBPUSD】

https://www.tradingview.com/x/mA1xQa9a/

GBPUSD 4hチャート:2022.10.16

週中に高値切上、安値切下げとなるダイアモンド構築。このとき、EURUSDは、安値切下げなかったので、おそらく上昇傾向が強いとは思えるけれど、まだ下落トレンド継続中であり、判断は難しい。
 その後4時間高値切下げラインを上抜けて、さらにその戻りとなった陰線を上抜けるタイミングが、上昇トレンド開始時期と判断して買いエントリするところ。
 この上昇は下落トレンドから上昇トレンドへの転換第1波のため、次に止まるところには気をつける必要がある。実際、日足レベル高値切下げラインにタッチするかしないか、のところで止まった。もっと上位から引いた高値切下げラインにタッチ、というところ。
 上昇トレンドが確定したので、来週は、1時間足レベルで上昇トレンドを確認できたら、上昇を狙いたい。
 ターゲットは、週足MA付近。親波最高値の一つ切り下がったところあたりが、上昇N波動の終点になりそうな気がする。

【EURUSD】

https://www.tradingview.com/x/SOFu6OtX/

EURUSD 4hチャート:2022.10.16

GBPUSDよりやや弱いEURUSDと思われる。先週中に上昇トレンドを形成しきれていない。
でも、考え方はGBPUSDと同じ考え方で、上昇トレンドを狙いたい。安全に行くには、4時間高値切下げラインを上抜けた後の、戻りを待って買いエントリ。ターゲットは、日足高値切下げライ付近になりそう。

【AUDUSD】

https://www.tradingview.com/x/wGM1mLZm/

AUDUSD 4hチャート:2022.10.16

同じドルストレートでも、AUDUSDでは、GBPUSDが上昇トレンド開始局面(消費者物価指数発表急落後の急騰場面)で、戻り高値ラインを上抜けられず、そのまま下落。
 波の動きは同じだったが、上昇トレンドを形成しきれなかった。
もし、ドルがだんだん弱くなってきていて、強い通貨ペアから順に上昇トレンドへ転換中とすると、おそらく来週は、Wボトム形成、上昇開始し、戻り高値を上抜ける波を作るはず。
もし、単にGBPが強いだけならば、Wボトムは形成しない。
 この点が、来週の検討ポイントになる。

2) クロス円

【USDJPY】

https://www.tradingview.com/x/wMmP17lJ/

USDJPY 4hチャート:2022.10.16

USDJPYは、親波が遙か昔で、どこまで上昇するのか、わかりづらい。でも、先週、それまでの高値を上抜けたところで上昇確定だったのかもしれない。私は介入スタートの、もう一つ上の高値が気になり、なんとも見逃してしまった。この介入スタートの高値を上抜けたところ買いエントリでも良いのかも知れない。
ターゲットは、遙か昔の親波を探すと2カ所くらい候補があるが、これまたアテになるのかどうかわからなかった。
 しかし実際は、月足レベルで親波を探してくると、なんとどこで上限している。親波は偉大だ、と思い直した。今後に向けて記録を残す。
https://www.tradingview.com/x/vB4hQasN/

USDJPY 4hチャート:2022.10.16

こんな昔の価格を保存していてtradingviewの月足チャートで表示できたのは、FXCMのデータだった。ほか、いくつかはこんな過去のデータを保有していなかった。面白い。
でも、今週末で、月足レベルの上昇N波動が完成となった。高値の位置関係からしても、おそらく上昇はこの付近で落ち着く気がする。
 ということは、やはり今後はだんだんドル強→ドル弱へ移っていく可能性がある。月曜日からのドルストレートをよく見極めたい。
 一方で、ドル円のこの急上昇からすると、ここから円が急激に弱くなることは考えづらい。急激に弱くなるとすると、介入以外にはない。
 介入が怖いが、介入がないとすると、他のドルストレートが上昇に転じる→円は弱いまま→クロス円全般、上昇となる、と想定される。クロス円は、この目線で整理してみる。

【GBPJPY】

https://www.tradingview.com/x/qgGKeB4o/

GBPJPY 4hチャート:2022.10.16

GBPJPYは、GBPUSDと同じリズムで上昇トレンド形成中。従って、GBPUSDの動きを見ながら、がよい状態。先週の買いエントリタイミング、決済タイミングも同じ時期。結局先週の高値は、親波高値位置となった。
 ただ、親波最高値には、ヒゲ上が残っているし、週足レベルの最高値ももう一段上にある。
従い、来週も上昇トレンド狙い継続で、買いエントリタイミングは、GBPUSDの買いエントリタイミングにあわせる、でよいと思う。
 ただし、介入時は急落する可能性があるので、そのときはエントリしないのがよい気がする。その意味では、GBPUSDのみ狙って、クロス円はパス、という考え方もあるかも。悩みどころ。

【EURJPY】

https://www.tradingview.com/x/cLGsBlP3/

EURJPY 4hチャート:2022.10.16

今週のクロス円は、ほとんどが木曜日の消費者物価指数発表にて、急落後の反転急上昇で買いエントリできた。私もEURJPY、GBPJPY始め、多くのクロス円に一斉に買いエントリした。
EURJPYは直近高値で決済したが、実は週持ち越し、来週まで我慢してもよかった鴨知れない。
一旦決済してしまったので、この後、再度買いエントリするのが難しい。
ただ、今度4時間MAにタッチするあたりでは、買いエントリしてもいいかも。目標は、最高値。

【AUDJPY】

https://www.tradingview.com/x/Wohh11Su/

AUDJPY 4hチャート:2022.10.16

欧州クロス円同様、こちらも消費者物価指数発表時の急落、その後の反転急上昇によるダブルレール完成で買いエントリ。直近戻り高値、中期MAタッチ付近で半決済。残りの半分の伸びを期待したが、建値決済となった。
 これは、欧州通貨>オセアニア通貨で、オセアニア系クロス円の下落幅が大きかったと思われる。
 それでも、来週もし、AUDUSDがWボトムを形成するなら、AUDJPYやEURJPY、CADJPYは、上昇基調が続くと想定される。
 現状AUD<CAD状態なので、AUDJPYやNZDJPYより、CADJPYのほうが狙いやすいと思う。
【CADJPY】
https://www.tradingview.com/x/WDdps7I9/

CADJPY 4hチャート:2022.10.16~来週のシナリオ

CADJPYは、4時間上昇トレンドが完成しているので、しっかりと上昇を狙いたい。心配なのは介入。。。

3) その他

【EURAUD】

https://www.tradingview.com/x/fdS1CrAr/

EURAUD 4hチャート:2022.10.16

今週、クロスオセアニア、対AUD系は、EURAUD, GBPAUD上昇トレンド継続で狙い安かったと、後から思う。このところ、上下幅が大きいのでなんとなく不安のほうが大きく、ドルストレート、クロス円に絞っていたが、十分狙えた気がする。
ただ、週足チャートでみると、週足ベースの上昇のN波動が完成したところ付近にいる気がする。来週は、ヨコヨコではないだろうか。
 来週もまた様子見してしまうであろう。

【Gold】

https://www.tradingview.com/x/usQ9lsJX/

Gold 4hチャート:2022.10.16

このところ、価格の動きがAUDUSDとほぼ似ているGold。今週もそうで、さらにAUDUSDよりも上昇の勢いは小さかった。
 もしAUDUSDがWボトムをつけるなら、そのときGoldの上昇も狙えるかも。
そうでなければ、あともう一つ下の最安値まで一旦下がってからの上昇もあり得る。
ボラティリティが大きいだけに、4時間高値切下げラインを上抜けて、一度戻りをつけるまでは、買い目線は控えたい。

【SP500】

https://www.tradingview.com/x/7oN47RcS/

SP500 4hチャート:2022.10.16

株価指数も、AUDUSDと波の形が似ている。でも、SP500でみると、2019年、コロナによる急落直前の高値まで、あともう少し下落余地がある。下落も十分可能性があるため、AUDUSDと並んでよく見極めたい。あともうちょっと下落してから上昇になるかも。
https://www.tradingview.com/x/PunGbbgq/

SP500週足チャート

(以上)

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