2022.09.25 今週のFXシナリオ
今週のFXシナリオを立案する。
先週、ドルストレート、クロス円はどの通貨ペアも急落になった。それぞれまだ下落余地があるように思うが、今週あたりは、調整の戻り上昇があってもおかしくない。ただ、これだけ急落していることもあり、もしかすると大きな上昇は見込めない気がする。 逆に、急落の後の急上昇の可能性も捨てきれないが。。
ともかくも、基本は戻り売りポイントを探す形がベースなので、シナリオは立てづらい鴨知れない。戻り売りの起点となる価格について検討することを中心に見ていく。
ドルストレート以外では、ドル円について、為替介入後の動きが、チャートパターン通り、N波動を描くかどうか、がポイント。基本チャートパターン通り、N波動を描くと想定してシナリオを立てる。
1)ドルストレート系
【EURUSD】~第4波上昇、第5波戻り売り
https://www.tradingview.com/x/plx2xsZN/
現在第3波下落中。月足レベルの下落トレンドライン、月足レベルの次の安値ラインが下にある。しかし月足レベルなので、誤差は大きく、あまりあてにならない。何せ、そろそろ止まるかも、というくらいに思っておく。
それよりは、日足下落チャネル下辺(赤)が下にあるので、ここはかなりの下落終了ポイントになるはず。
戻り高値はオレンジ水平線。今週からしばらくは、この間で動く想定で、第4波上昇、第5波戻り売りを狙うのがシナリオ。
現時点ではエントリの基点を設定しづらい。
【GBPUSD】~第4波上昇、第5波戻り売り。ただし下落圧力強
https://www.tradingview.com/x/qsb96SAV/
GBPの下落はすざましい。月足レベルの下落安値切下げラインタッチまで来た。これを下抜けており、ここからさらに下落していくとなると、親波のラインを引くところがない、と思う。
一旦は戻り上昇があると思うが、その幅も尋常でない、と思われる。1時間足レベルでトレードシナリオ立てるほうが安全かもしれない。
まずは下げ止まり、4波上昇トレンドとなるパターンを探す。
EURUSDやAUDUSDを参考に、ドルストレート系全般で4波上昇タイミングを計りたい。今は、方向性はドル基準で動いているため。
【AUDUSD】~第4波上昇、第5波戻り売り
https://www.tradingview.com/x/ftT9cq4K/
他のドルストレート同様、第4波上昇、第5波下落を想定。
あともう少し下で、日足レベルのN波動が完成する。ここまで下落した後、第4波上昇となる想定で構える。第4波上昇の中の、内部トレンド3波目が取れるとなお良い。それは他のドルストレートも同じ。今週のどこかを期待する。
【NZDUSD】~第4波上昇、第5波戻り売り
https://www.tradingview.com/x/qAimN4zh/
AUDUSDと同様。直近の戻り高値付近で第5波下落になるか、もう一段上の日足チャネルライン下辺付近で下落に向かうか、見極めが大事。内部トレンドの上昇トレンドラインを下抜けたら売り、とシナリオ立案する。
【USDCAD】~様子見
https://www.tradingview.com/x/oxdtxvLf/
急上昇しているUSDCADも一旦は下落してもよい気がする。あともう少し上昇の後、トレンドライン付近までの下落を想定。ただ、4時間足ではトレードしづらい。
トレードするなら1時間足に落として、だが、そこまでしてトレードするなら、他のドルストレートでもよい気がする。
【USDCHF】~様子見
https://www.tradingview.com/x/PZm3Fx10/
USDCAD同様。あともう少し上昇余地があり、その後、トレンドラインまでの下落を想定。
2)クロス円
【USDJPY】~売り
https://www.tradingview.com/x/3hfFIMqe/
為替介入にて生成された下落幅をベースにしたN波動を形成するとすると、紫色の水平線が利確ターゲットとなる。売りは現在の戻り上昇に引いた上昇トレンド割れ、損切りは最高値が安全だが、145円の上でもよいかも。
為替介入があっても、形成されたチャートに基づき、N波動を形成すると想定してシナリオを立てる。
【EURJPY】~第4波上昇、第5波下落
https://www.tradingview.com/x/MwAxXvEQ/
第3波の下落がほぼ終了付近ではないだろうか。あと少し下の上昇トレンドラインにたっちしてから第4波上昇に変わると想定。ただ、その戻り上昇の終点が難しい。第4波上昇を狙わず、その後の第5波下落を狙う、というのもあり、かもしれない。
EURUSDが第4波上昇に向かうかどうか、およびUSDJPYの下落度合いをもとに、EURJPYの第4波上昇具合を見極めたい。
【GBPJPY】~第4波上昇、第5波下落。ただし下落圧力強い。
https://www.tradingview.com/x/yAMrQEn1/
かなり下落圧力が強いGBP系。今週も下落が続くと思うが、まずは一旦の戻り上昇があると想定。最大戻り想定は、前回安値(青色水平線)だが、おそらくそこまで戻らない想定をした方が良い気がする。ただ、ボラティリティが大きいGBP系であり、よく見極める必要がある。
【AUDJPY】~第4波上昇、第5波下落
https://www.tradingview.com/x/OmSraW7n/
AUDJPYはわかりやすく上昇トレンドライン上にいる。ここから第4波上昇があるならその後の第5波戻り売りを狙いたい。ただ、このまま下抜けて日足TLへ戻り上昇、再び下落するなら、その売りを狙う、というシナリオも用意しておきたい。
後者の場合は、他のクロス円も同様の動きになる可能性を考慮する。
【NZDJPY】~第4波上昇、第5波下落
https://www.tradingview.com/x/Euhsv8Zw/
NZDJPYは、日足チャートで見た方がわかりやすいので、日足チャートで記載。第4波上昇の後、第5波下落。ただ次の日足安値までの間に、上昇TLがあるので、もしかすると難しいかも知れない。留意しながらトレードタイミングを探る。
【CADJPY】~第4波上昇、第5波下落
https://www.tradingview.com/x/X16tSJvS/
AUDJPYのチャートに似ている。下辺に日足上昇TLがあり、AUDJPYと同じシナリオを立案する。
【CHFJPY】~様子見
https://www.tradingview.com/x/Z3B6heMO/
比較的強いCHFJPYは様子見して、他のクロス円で狙いたい。ただし、考え方は同じで、一旦の戻り上昇、そして再度下落が方向性。
3)その他の通貨ペア
【EURAUD】~様子見
https://www.tradingview.com/x/klu21Bj5/
様子見だが、一旦の下落を想定。ただ、日足水平線(赤)を下抜けるかどうか、がウォッチポイント。下抜ければ、最下段か、その手前のネックラインまで狙えるのではないか。逆にこの水平線で反転すれば、もう一段の上昇となるかも。
【EURNZD】~様子見
https://www.tradingview.com/x/5mVGDC9F/
EURAUD以上に、下落のイメージがない。フラッグ下落くらいではないか。ただ、第3波の上昇が大きいので、一旦は第4版の下落になると想定。
【GBPAUD】~戻り売り
https://www.tradingview.com/x/COsCB9fM/
これだけきれいに水平線を下抜けているので、この水平線(オレンジ)まで戻るなら、戻り売りを狙いたい。ただ、そこまで戻らない可能性がある。
【GBPNZD】~様子見
https://www.tradingview.com/x/dV8sPMrt/
GBPAUDと同様に考えられると思うが、GBPAUDのほうがわかりやすいので、こちらは様子見。
【EURCAD】~様子見
https://www.tradingview.com/x/Uyy9KLmX/
レンジの中間付近から上昇に転じるのか、それとも、レンジ継続かわかりづらい。様子見。
中間付近から上昇に転じるなら、もう一段の上昇の可能性もある。
【GBPCAD】~戻り売り(来週かも)方向だが様子見
https://www.tradingview.com/x/xZS8HEo3/
月足レベルの数十年来の最安値まで、あともう少しある。戻り売りを探せるとよいが、前回同様、ヨコヨコからの下落になるようだと難しいかも。
そんなわけで、様子見でよい気がする。
【EURGBP】~来週はGBPが強くなるか、ヨコヨコか
https://www.tradingview.com/x/hCJ5gfh6/
EURGBPは日足レベルのチャートがわかりやすい。現在、ネックラインまで上昇。上昇のN波動が完成した状態と想定できる。上昇は一旦終了し、ヨコヨコフラッグか、下落になると想定。
今週は、EUR<GBPをベースにシナリオ立案、通貨ペア選択、トレードタイミング探しを行う。
4)株価指数ほか
【Gold】
https://www.tradingview.com/x/Tgy4F4rV/
Goldは、戻り上昇の後、もう一段の下落を想定。最下段にある水平線(紺色)は、週足レベルの次の安値位置。ここまでは下落する想定で、今週は戻り上昇したら、売り、というアプローチを1時間足レベルで検討したい。
【SP500】~戻り上昇、その後の戻り下落狙い
https://www.tradingview.com/x/STLzpMHi/
SP500は、週足チャートでみると、下落第5波まで終了付近にある。このまま、週足水平線(紺色)を下抜けたら、下落トレンド継続。もし戻り上昇をつけたら、直近週足高値へ向けた戻り上昇を想定。その後、再度下落で、もう一段下の水平線(真ん中紺色)への下落を想定。
ともかくも一旦の上昇を想定し、様子見。
【Nikkei】~様子見。(戻り上昇、その後の戻り下落)
https://www.tradingview.com/x/tAGz5XjP/
日足上昇TL3点目到達。同じ株価指数であり、SP500同様、一旦の戻り上昇になると想定。
内部トレンド、下位足での上昇トレンド形成を待つのだが、SP500のほうがわかりやすいので、SP500で構えることにしたい。
以上。
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