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正夢と怪獣そして僕


バヒューン バヒューン!!!

ドドドーン!

ジャシュ ジャシュ!

グィーン グオン ガガガガヒューン!!!!


き、来たぞ!あそこだ!

か、怪獣!!


ま、まさか!この時代に???


待ってろ、仲間を呼んでくる!!
コスチュームもいるからな!

???
「はやく戻って来いよッ!」
はぁぁ、ドキドキすんなぁ


ザッザッザッッ 待たせたな、これを着ろ!

「あ、こ、これね」
ざぁっと数えて仲間は20人ほどいた。

建物をなぎ倒しながら、自分のスケールをはるかに超えた
怪獣がこちらへ ズンズンドンドンやってくる。

「に、逃げろ!!」

だが、仲間たちは自分の予想をはるかに超え、ゴジラとも思えるような大怪獣に近づいていく。

「な!なんで!」僕は逃げようとしていた。
あわてていた。

だが仲間たちはドンドン近くなっていく。
そんな馬鹿な!!

じっと、半分後ろを振り返りながら逃げる格好のまま
見守る僕。

その瞬間!
ゴジラらしき怪獣と仲間たちが懐かしがって
その周辺の雰囲気は、がらりと変化したのだ。
それを僕は見逃さなかった!

戦うどころか、、、、

まるでハグをし合うかのように、お互いうなづき合い、
円満な雰囲気をかもし出していたのだった。

え?えええ?
あ、そういうこと??
あ、そうなのか。

今ってそういう世界なのか。
ああ、それでいいんだなぁ。

ぐうぅ。

「!」
ハッと目覚めた時は
もうすでに仕事始まりの時間を過ぎていた。

しかし、ダブルの安心感が僕を包んだ。
そのまま仕事は休むことにした。



#ポエトリー #詩#POI

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