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【新型肺炎】大型飲食イベント「万花宴」で感染拡大 4万世帯のうち半数で感染したと報道された武漢「百歩亭」


個人的に最初の方でも書いたと思いますが、感染の拡大が止まらない中国では武漢にはすでに手が回らない状況を感じさせる出来事が増えています。
なぜなら、都市部の防護に全力を尽くさないといけない状況になりつつあるからです。
日本でも都会などで感染が拡大すれば、人口密度なども相まって大変な状況になります。国内でも感染が広がる兆しを見せており、他人事ではなくなってきています。関心を持ってください。

NTDVJPでアップされている動画から、日本のメディアがあまり伝えない武漢の悲惨な状況が明らかになっています。

武漢市江岸区・大型集合住宅団地「百歩亭」4万世帯、13万人以上が住んでいる。
1月18日万花宴という大きなイベントがあった。各家庭から13000種類の料理が提供され、新年を祝うイベント
このイベントにより、新型肺炎に多くの住民が感染した。
1月23日には武漢は封鎖された。
2月9日住民がネットに助けを求め、98歳の両親は物資の支援もなく、食料もない状況と訴える。
江岸区政府は数字を隠蔽し、感染者数がこの団地では1日1人になるようにコントロールしている。
「隣の団地では毎日物資が配布され、人力が補充されているのに、百歩亭だけ何もない。我々百歩亭住民は絶望に陥っている。中央政府は我々の現状を理解し、助けて欲しい。我々百歩亭の住民をどうか助けてください、お願いします」電話インタビューで張さんは助けを求めた。
2月11日には武漢市新型肺炎防疫指揮部は第11号、第12号通知を発表「発熱患者は区をまたいて診察を受けてはならない。市内全ての住宅団地は閉鎖式管理を実施し、確診患者や感染疑いのある患者のいる集合住宅に対しては厳格な封鎖と管理を行う」

中国メディアの中には、百歩亭の半数以上の集合住宅で感染者が出ているとする報道もある
武漢市当局は新型肺炎はコントロールと予防が可能と発表していたが、突然市は封鎖され深刻な状況が続く。

以上になります。
中国人の多くを受け入れた日本は、予想通り水際対策に失敗しました。
また、検査基準を2月12日まで湖北省に限定したことも影響して、国内に感染が広がっています。
ここで止められるかどうか、感染拡大を止められる瀬戸際にきています。


歴史は戦国時代、三国志、太平洋戦争に興味があり、今は現代の政治の在り方に疑問を持ちます。サポートいただいた場合は、本などを購入して、少しでも有用な何かをお伝えできるよう努めたいと思います。ご支援よろしくお願いいたします。