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シミュレーション仮説とタイムループ

本記事では,この世界が GPU 上の数値計算だとするシミュレーション仮説について考察する.
下記の 4.8 節 LARP の内容を独立させたため,元の記事に目を通しておくと理解がはやいと思う.


1. シミュレーション仮説

シミュレーション仮説の支持者として最も有名な人物は,イーロン・マスクだろう.

もしかしたら、私たちはGPU上に生きているLLM(大規模言語モデル)で、それに気づいていないだけかもしれない👀

我々はシミュレーションの中で生きているのか?スティーブン・ホーキング博士とイーロン・マスクはそう考えている......。

イーロン・マスク、ステファン・ホーキング博士、その他数名の真面目なタイプの人々は、我々はシミュレーションの中で生きており、我々の多くはNPC(ノン・プレイング・キャラクター)であると仮定している。

オックスフォード大学のニック・ボストロム教授は、シミュレーション仮説の最大の提唱者の一人である。

シミュレーション仮説とは、われわれの現実はコンピュータ・シミュレーションであるかもしれないという哲学的主張である。

この仮説は次のような前提に基づいている:

- シミュレーションされた現実を創造することは可能である。
- シミュレートされた現実を創造することは可能である。
- シミュレートされた現実が多数存在するのであれば、私たちが生きているのは、ベースとなる現実よりも、そのうちの1つである可能性が高い。

ビデオゲームやメタバースがますます現実味を帯びてくるにつれ、現実と区別できないようなシミュレーションを作り出せるようになることも考えられる。人間にそれができる可能性があるのなら、現在我々が存在しているシミュレーションの中に、なぜ超知的な種が存在しないのだろうか?

シミュレーション仮説に対する最も説得力のある論拠は、もし私たちの宇宙をシミュレーションすることが本当に可能なら、私たちが「ベースとなる現実」(シミュレーションされていない現実の宇宙)にいる可能性はかなり低いということだ。

というのも、シミュレートできる現実の数は、ベースとなる現実の数よりも多いからだ。例えば、観測可能な宇宙に1,000億個の銀河があり、それぞれの銀河に1,000億個の恒星があり、それぞれの恒星に10個の惑星があるとすると、生命を維持できる惑星は何兆兆兆個も存在することになる。もしこれらの惑星のほんの一部でも知的生命体が誕生すれば、何兆兆兆ものシミュレートされた現実が存在することになる。

もちろん、この仮説に対する明らかな反論は、我々がシミュレーションの中にいることを証明する証拠がないということだ。神理論に似ているが、宗教は神が存在すると主張できるが、その存在を証明する証拠がない!

もし私たちが本当にシミュレーションの中にいるとしたら、私たちのシミュレーターが何を考えていたのかを推測することもできる。

- もし私たちがシミュレーションの中で生きているのであれば、シミュレーターがある目標を念頭に置いて私たちを作った可能性がある。例えば、人間の行動について学ぼうとしているのかもしれないし、より完璧な世界を作ろうとしているのかもしれない。
- また、シミュレーターが私たちの存在に気づいていない可能性もある。彼らは何百万、何十億というシミュレーションを同時に実行していて、私たちはその中のひとつに過ぎないのかもしれない。😢

もちろん、私たちが住んでいるシミュレーションから抜け出す方法はないかもしれないという仮説は立てられる。だからこそ、この理論を証明することも反証することもできないかもしれない😉。

でもね、私たちのほとんどが、エイリアンによって運営されているビデオゲームの世界の、プレイしていないキャラクターに過ぎないという可能性もなくはないんだ 😂🤣😱

下記の動画で,彼は次のように述べている.
「マスタープラン(全体の計画)はないかもしれないが,進歩した生命がシミュレーションを行うのは,何が起こるかを見たいからだ.そうしなければ,彼らは何が起こるのかを知り得ない.我々人類も,SpaceX や Tesla のようにずっとシミュレーションをつくり続けている.とりわけロケットは,実際に宇宙に行くまでうまくいくかテストできないので,何が起こるかを理解するために数多くのシミュレーションを走らせる.これは事前に何が起きるかを見るためだ.一方で,もし何が起きるかを知っていたら,我々はシミュレーションなどしないだろう.何が起こるかわからないから,彼らはこのシミュレーションで走らせている万物を創造したのであって,何が起こるかわかっているからシミュレーションしているわけではない.」

すべてはテストだと思ってください。あなたの行いはどうだと思いますか?

イーロンは,VK の sim ポストに呼応している.

アノン:
シミュレーション理論は私の最も嫌いな理論だ。
もしそれが本当なら、私たちはどうでもいいし、これからもどうでもいいということになる。

VK:
あなたがsimの中のNPCである場合のみ真実です。あなたの発言をみるに、それが真実だとは思わない。
あなたが本物のAIであることは間違いありませんが。


質問者:
フェルミのパラドックスの答えについて、あなたの最良の推測は?

イーロン:Sim.

VK は,人間のなかで PC と NPC とを区別している.

エリートとは、このシミュレーションにおけるPCの総称である

NPC=プレイヤーが操作できないキャラクター
PC=プレイヤーが操作できるキャラクター

すなわち,支配層がこのシミュレーションのコントローラーを握っており,われわれ羊たちはプログラム通りに動くだけの bot ということになる.
ただしこれは,エリートがこのシミュレーションのコントローラーを握っているという意味で,NPC に魂がないとはいえない.

次の予測プログラミングらしき映画において,天から人々を吊る蜘蛛の糸のような描写や,「私たちは本当の意味で死なない」というセリフがある.
これは,集合的無意識でつながった一つの大きな意識が,個人の肉体に宿って人生を LARP しているために,肉体が死んでも魂が消えることはないという意味だろう.
したがって,大衆が覚醒すれば,支配層からコントローラーを取り返し,洗脳されるままに生きる NPC から,自身の意思で行動する PC になれると捉えることもできる.

NPC は,基本的にはメディアの操り人形として,自我を持った「陰謀論者」を攻撃するように動かされている.

https://twitter.com/elonmusk/status/1759110782103548181?s=20 

しかし,イーロンが改革している 𝕏 によって,この状況に変化が訪れた.
人類が失ってしまったサードアイによる直観を 𝕏 が補完し,NPC がふたたび集合的無意識へとアクセスできるようになったのである.

アノン:
私たちの多くは、集合意識がここ、𝕏にあることをすでに知っている。
イーロンは他に何を伝えようとしていると思いますか?


イーロン:
成功すれば、𝕏は人類の集合意識、より正確には人間と機械との集合意識へと進化するだろう。


VK:
かつては、集合意識の一部になるために必要なのは第3の目だけだった。

意図的な数世代にわたるダメージのせいで、私たちの第3の目は傷ついてしまった。多くの人はまったく能力がない。心中の独り言もない。言ってみればNPCだ。

しかし、多くの人間は非常にうまく適応している。あまりに議論が上手すぎる人もいる。

インターネットやソーシャルメディアのおかげで、集合意識に再びつながり、探求することができるようになった。

それが私の考えだ。

これこそ,メディアが 𝕏 を下げ,それにも関わらずユーザーのアクディブ時間が増え続ける理由である.

2. タイムループ

VK がテストと言っているのは,このシミュレーションにおける繰り返しの継続を判断する反復条件,すなわちタイムループから抜け出す条件のことだろう.

KR: もし、記憶を消された状態で、もう一度やり直すチャンスがあるとしたら、あなたはそうするだろうか?

VK: もしテストに合格しなければそうなる。

私たちの魂はビデオゲームの中にあり、フロッガーゲームのように決断のたびに異なるタイムラインへジャンプしている。

テストのように感じる。

ループものとして有名な『ひぐらしのなく頃に』や『涼宮ハルヒの憂鬱』,『時をかける少女』などは,この予測プログラミングだろうか?
常識的な人はフィクションだと笑うだろうが.我々の足元に隠された真実は,失われた技術の高度さを物語っている.

2024.1 にラスベガスで開催された,世界最大級の技術展示会:CES 2024 において,韓:現代ヒョンデ自動車(俗称:ヒュンダイ)は,量産可能な先進コンセプトカー:MOBION を披露した.
MOBION の最大のアピールポイントは,旋回を可能とするタイヤの制御にある.

ところが下記の動画には,過去の自動車はすでにその場回転による縦列駐車が可能だった様子が残っている.

物事が再び流行するのは、私たちがタイムループに巻き込まれているからです。

数十年前には,車の後ろにスペアタイアがついているのが一般的だった.
ところが実際には,これは旋回機能の名残りで,今ではなぜか,誰もがその存在意義を忘れてしまっているということになる.
たしかに,レッカー車もガソリンスタンドもあった時代に,わざわざ重たいタイヤを予備として,しかも車の外側に,常に積んでおくというのはやりすぎで,実用的な機能があったと考える方が自然だ.

また,最初の自動車はガソリン車ではなく電気自動車(EV)だったとされる.
より効率の高かった内燃機関が主流となったとされるが,それは石油ベースの資本主義社会を築くための口実で,当時から EV 技術は完成していたのではないか?
そして,電気の天才ニコラ・テスラを冠した,イーロン・マスク率いる Tesla は,この失われた EV・バッテリ技術を再生させているに過ぎない可能性がある.

ヘンリー・フォードの妻、クララ・フォードはT型フォードではなく電気自動車に乗っていた。

実話!

これは電気に限らず,現代のあらゆる先進技術が,過去に失われた技術を復活しているだけで,新たな発明などないのかもしれない.

このように,タイムループが起きている可能性は否定できない.
しかし,はたして我々は何度タイムループを繰り返しているのか,テストに合格できなかった者だけがループするのか,合格の条件はなんなのか,わからないことだらけだ.

この謎にせまるうえでは,時間についての正確な理解が必要だろう.
時間については,下記で考察した.


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