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75日ぶり電車に乗る~67日目

 かなりしっかりした本降りの雨。昨日のバス、に次いで、電車に。

電車、おそるおそる乗る、マスク暑く

 電車に直近で乗ったのは3月29日(日)が最終だったようで、75日ぶりか。
 雨だし、マスクの中汗かいて不快だし。比較的空いている路線の空いている時間帯に乗ったので、中はそこそこパラパラ。座席の隣に知らない人が座ると緊張する。しかし、これが満員電車だとどうなるか、まだ知りたくないような、知らなくて済む幸せ? ただ、仕事などの必要性がないと乗らないということで、自分の行動を縛ってしまう精神的マイナス。
 公共交通機関は、通勤・通学や病院通いなどで乗る人だけのものではない。動くぞ、自分の人生だ。
 使いたくないが、生理的欲求で公衆トイレも超久々に利用。
 汗はかく、暑い、一方、エアコンで冷やされ、寒いこと、ふー。

 長い時間動き回る体力が足りないよう。そこそこで引きあげる。徐々に馴らしていこう。

 やっと、ほんとに動き出した気がする。いったいどんな日々だったのか、ざっくり。

自粛→ひきこもり→だれだれ→再始動

<宣言前>~いわゆる自主的自粛期
宣言前でバスに乗った最後
宣言前で電車に乗った最後、志村けんさん死去
(ここから徒歩と自転車のみの日々がスタート)
宣言前だが、オンライン講義など始まり、最後までねばっていたイベントもそろそろ休止に移行。
<第1期>~真面目なひきこもり(巣ごもり)期
4月8日(水)宣言初日(この日記スタート)
 その日の記述は
 都内の新たな感染者数144人(その時点で過去最多)
 とあるが、都のHPだと、156人
となっている。漏れた分の追加か。
4月17日(金)都内新規感染206人(都のHPによるピーク)
4月23日(木)岡江久美子さん死去
5月7日(火)GW明け、当初の宣言最終日(延長へ)
<第2期>~何かを見失い、だれだれ迷走期
5月GW明け 宣言延長 自分がだれ始める、体温もだんだん測らなくなる
5月25日(月)宣言解除
<第3期>~よろよろ再始動期
約2年ぶりに歯科に行く(うずくのもあり)
約3か月ぶりに美容院に行く
6月2日(火)東京アラート
2か月半ぶりくらいに、ちゃんと外食
98日ぶりにバスに乗る 東京アラート解除
75日ぶりに電車に乗る 都内新規感染24人
       銀座では83日ぶりに歩行者天国再開
       台場の屋内遊園地・東京ジョイポリス3か月ぶり営業再開

肥満、人間面倒くさいの加速、それでも新しい自分

 どうなったか。
 まず、太った。んんんん。説明不要。
 人間関係がもともと苦手で、あまり人に会わなくてもそこそこ大丈夫だった。上記の第1期は、語弊を恐れずに言えば、それなりに自粛を、異常な日々をどきどきしながら楽しんでいた気もする。体温計測、散歩と買い物、結構がっちり日記書き、で規則正しい毎日だったとも。一応宣言30日間、という目に見える目標もあった。医療従事者、小売り・物流関係者等への感謝。
 GW明けの第2期、宣言が延長され、先が見えないような感じになったのか、飽きたのか、心身のバランスがやや崩れ始めた。日記も緩くなったし、散歩もしない日、家から出ない日も増え、なんとなく自暴自棄な感じで、ごろごろして太り始める。人からオンライン飲みに誘われるも、面倒だったり。自粛期間中もきちんと動いている人を聞いて、焦ったり。生活が大変になっている人に、どこか申し訳ない気持ちになったり。
 そして、自分の内面を掘り下げて、人生の浅さにがっかりして、落ち込んだり。しかし、この時間があったおかげで、情けない自分にしっかり向かい合わざるを得ず、古い自分を捨て、「次」に行くきっかけを手にできた。
 
第3期の今、徐々に動き始めている。

やあ久しぶり、やはりたいしたことのない自分

 現実が戻ってきた。結局、たいしたことのない自分に再び対面した。
 そんな、格好いい、自分が突然登場したわけではない。
 しかし、どこか少し違う。うん、きっとこの時間を生かし、人生の残り時間を生きていく。

 皆様のご健康を。

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