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FOP倍々積算ゲーム!!【JAL】海外発・東京経由アジア行き!

割引あり



皆さ~ん、こんちは!! (^^=)/

マイラー・ホテラー歴30年以上・複数社のライフタイムステータスホルダー
【極上うなぎ。】です。

今回は・・・
FOP倍々積算ゲーム!!
【JAL】海外発・東京経由アジア行き!

このシリーズでは、リーズナブルな海外発運賃を紹介しています。

円安・燃油高を考慮・FOPの積算効率を重視しています。
アジア・オセアニア線利用で更に1.5倍積算を利用する。
それを活かして中距離路線にフォーカス、
更に区間数を多くする事で搭乗ボーナスをも狙う

そして、最重要課題!!
マイル単価は量と質、共に極めて意味がある。
なぜか誰も気にしない「単位価値のクオリティー」を
日本最強マイラーと一緒に考えてみませんか?

生き残れ! 修行僧たちよ!!


初心者の為に、FOPの価値・考え方について解説をしますので、せっかちな方、多角的視点が必要ない上級者は飛ばして下さい。

欧米線などの長距離線では、諸税・燃油費が高額です。
修行と近場の旅行を重視する方、お休みが短い方は「アジア発・アジア行き」を狙うのが定石なんです。

「1.5倍」積算はバカに出来ません。東京からシンガポールは「約3300マイル。」です。その1.5倍は「日本からアメリカ西海岸までの距離」に相当します。そして、それは100%積算される事が前提になります。アメリカ行きが「70%」積算であれば「東京からシンガポール行きの100%積算の1.5倍」よりFOPが少なくなってしまいます。


今回紹介するビジネスクラスで購入するならその合計が更に1.25倍になるんです。アジア線優遇1.5倍で約5000ポイントになり、格安ビジネスクラスを使う最大の利点・狙いがFOP「125%」積算なんです。
東京からシンガポール間では片道約6250FOPになり、たった2便「往復」利用するだけで「約12500FOP」にもなるんです。

東京~大阪間をフレックス運賃で購入してるビジネス利用者と比べて下さい。如何に国際線が一撃必殺なのかをご理解頂けると思います。
そして、このシリーズで紹介しているのは「国際線4便分」なんです。
12500FOPでも多いのに、更に2便分も追加出来るんです!!

ワクワクしませんか? ドキドキしませんか?
それが「格安料金」で設定されているんです。
超円安の今でも日本発のアメリカ・ヨーロッパ行きと比べて下さい。
「条件が厳しい30%積算エコノミークラス」より安価だと知ったら冷静でいられますか?




早速本題に入りましょう!!
こちらがJALが隠す「ホーチミン発・ソウル行き」の運賃表です。
最安値は、運賃番号1番「500USD・Nクラス・積算率30%」です。
最高額は、運賃番号5番「1240USD・Dクラス・積算率125%」です。
この他にノーマル運賃があります。

特別運賃は1~5番の5つしか設定がありません。
経営破綻後に運賃クローズ・新規設定・条件改悪を得て今日に至ります。
かなり淘汰されました。


冒頭で解説した積算率がここで重要になります。
5つの予約クラスの積算率を確認すると、絶妙なバランスで振り分けられているのが分かりますネ。最安値Nクラス30%の次はSクラスです。Sクラスは、Nクラスが取れない時に「次に安いエコノミー」として設定されてるんです。

Kクラスは皆さんにいつも解説してる「重要な基準となるクラス」です。
繁忙期に下位クラスをクローズされた時に、リーズナブルなエコノミークラスとして販売されるクラスです。「Mクラス・Kクラス」がその目安とされています。「Kクラス」はビジネスクラスへのUG申請が可能になるという特典が付与されています。少し高額になる分、積算率も70%と優位性を与えてくれています。



ここで重要ポイントです!!
ホーチミン発・ソウル行き運賃ではSクラスとKクラス、往復の運賃差額はたったの「140ドル」です。「たったの」なんて小ばかにするような言葉は好きではありませんが、日本発運賃のSクラスとKクラスの差額を調べて下さい。



な~んて言っても調べるのは面倒です。モノグサな皆さに変わって調査しました。ここではお客様気分をご堪能下さい。

こちらは東京発・ホーチミン行きの運賃表です。
運賃番号7番・8番のSクラス109000円と124000円があります。
16番と17番にKクラスが20万円台で設定されています。
その差額は約10万円なんです!!

外国人様優遇運賃だと、差額がたったの140ドル?
と言いたくなる気持ちをご理解頂けると思います。


そして、もう一つ重要ポイントです!!
「搭乗ボーナスFOP」
という特別制度があります。
少し高めの料金で購入してくれた客には1便に付き「400FOP」を付けてくれるというもの。リストされている予約クラスを見ると「S」の文字があります。もちろん「Kクラス・Iクラス・Dクラス」だってあります。
今回紹介した料金の「Nクラス」が見当たりません。
JALという企業が用意したサービス・プログラムにおいて「Nクラス」を利用する客は多くの利益をもたらしてくれると捉えていない事を証明しています。客の立場からすれば、このNクラスを確保出来れば「支払額が少なく」お得度が高いとも考えられます。



もう一度フェアファイルに戻って目視確認しましょう!!
Nクラスは最安値だから「積算率が最低の30%」・「搭乗ボーナスはなし」
オマケが最低限だと判断出来ました。Sクラスは「積算率が50%に増える」だけではなく、JALがステータスを獲得する為の下駄を履かせてくれる運賃なんです。そして「KクラスはビジネスクラスへのUG申請が可能」になる。

Iクラス・Dクラスはビジネスクラスで機内の快適性がぐ~んと上がります。
機内食・アルコールの内容も良くなり、優先手荷物、預入個数も1つ増える。ステータスがなくても優先搭乗やラウンジ利用だってあるんです。



冒頭でたった5つの運賃ではあるが「絶妙なバランス」で設定されていると申し上げました。その理由を強くご理解頂けたと思います。
予約クラスを考える時は、価格と積算率だけではなくオマケとなる優遇措置も考慮して欲しい、そんな思いで解説しました。


それでは各運賃のルールを確認しましょう!!
1番から5番の運賃すべてが同一ルール・スタンダードが付与されています。
STANDARDはJALが設定する運賃ルール・フェアファミリーにおいて中間的な位置付けです。キャンセル・変更共に可能ではあるが、手数料が必要になります。
その一つ上のルールがセミフレックスというもので、予約変更が無料で可能になるのが特徴です。今回の運賃ではセミフレックスがないのでキャンセル手数料・変更手数料の中身を知る事が重要です。


こちらが「極上うなぎ。」スペシャルです。
エコノミークラスはグリーン・ビジネスクラスはブルーです。
色分けしたので、一目瞭然だと思います。
エコノミークラスは「キャンセル200ドル・予約変更100ドル」
ビジネスクラスは「キャンセル400ドル・予約変更100ドル」
です。

ここでの重要ポイントは、同じルール・スタンダードであっても「キャビンクラスによってその金額が異なる」というJALの策略です。
金があるところからは搾り取る、儲けさせてもらうのが商売の基本です。
薄利多売を主戦場といていないので、当然の戦略と捉えましょう。

他に国際航空運賃・修行ルートの解説記事・動画があるとしたら、上級者でも恐らくここまででしょう。重箱の隅をつつく、綺麗にすると気持ち良くなる、それが『極上うなぎ。』流です。


こちらをご覧下さい。
実はまだ隠された手数料があるんです。
キャンセル手数料は「200ドル・400ドル」と説明しました。
これにはとても大事な条件があって、当該便の出発時刻までに申請した時に適用される金額なんです。

*取り止めしたから連絡しない
*払戻を受ける時に連絡すればい~や

そんな大雑把な方は注意が必要です。
出発時刻を過ぎてからのキャンセル申請を「ノーショー(No Show)」と言います。連絡なし・自分の気持ちを相手に伝えない場合は手数料額が高額になるんです。エコノミーは600ドル・ビジネスクラスは1000ドルです。
意思疎通・伝達は航空会社と付き合う上で重要な行為です。
「ネット中心の生活で思い込み自己完結・つぶやきの垂れ流し」といった気持ちの一方通行が日常な方は、修行中はうっかり失効にご注意下さい。


それでは、JALが公開していない重要な使用条件をルールファイルを使って確認しましょう。

ルール8番のストップオーバーズ。
この運賃では片道に付き1回、日本での途中降機が可能です。
ルール9番は乗継制限に関して。
出発地から目的地に行くまで「1回のみ乗継が許可」されています。
その乗継地は「日本」であることが条件、JALを使った運賃なのでその必然性「東京であること」を謳っています。上級者の為に追加の解説です。
サーフィスセクターは許可されていません。「到着地を乗継地」とするなら、再度出発する時に違う空港からの便を使えない事を意味しています。
簡単に言うと「行程は一筆書き」である必要があるんです。
単なる線であっても「トメとハライ」が文字を形成します。
それを決められた書き順で流れをもって綺麗に書いて下さいという事です。


1つずつ解説したピースを合体させる、修行僧仕様のパズルを作ります。
サイゴン・ホーチミンを出発地、韓国のソウルを目的地とする航空券です。
途中降機制限では「日本での滞在であれば片道1回許可」されている事を確認しています。JALの就航路線を考えると、日本の地方空港からはどちらの都市にも就航がありません。サーフィスセクターが許可されていないので、関空発の便があるなら「ソウル・ホーチミン」の両都市に就航している事を要求されているんです。その条件を満たす都市は「TYO」のみです。
故に、東京であれば往路と復路の2回24時間以上の滞在が可能になる。
お勤めの方・2都市をゆっくり堪能したい方は皆さんが住んでいる「日本」を最大限に活かせる事になります。


ホーチミン・東京間の距離は「2706マイル」、
東京・ソウル間の距離は「758マイル」です。
これは片道分になりますので往復ではその2倍です。


次にFOPを考えます。
100%積算=実飛行マイルです。
2区間の合計は3464マイルで、ビジネスクラスで購入したらワクワク1.25倍。アジア線のボーナス積算率はドキドキ1.5倍でした。ワクワク・ドキドキの欲張り仕様が「6495FOP」です。往復は2倍味わえます!!
合計獲得12990FOPと「東京~大阪のフレックス運賃23片道分」になります。



ワクワク・ドキドキを合体させると「冷静でいられない」感覚を味わえると約束しました。
それが「1区間400ポイントのボーナスFOP」というオマケ。
今回は手軽・お気軽な中距離・近距離フライトです。
小分けされた4便を利用する事で、400ポイントが4区間分、いてもたってもいられない1600ポイントがいただけるんです。

この運賃・ビジネスクラスの合計獲得FOPは14590にもなります。
アメリカのごった返す空港、高額な燃油費を払いたくない、少ないヨーロッパ路線、乗り継げるとは言っても限られたルートです。そんな面倒が好きではないというアジア好きの為の修行ルートです。


マイル単価という考え方が何故もてはやされるかを考えた事がありますか?
近年始まった事ではなく、ずーーーっと昔からあるんですよ。
僕も2000年代から必死に訴えかけていました。

しかし、僕は最近のそれが好きではありません。
積算FOPと利用金額で割り算しているだけの方が多いからです。
僕たち古参マイラーが使っていたものと主旨が変わってしまっています。
ビジネスクラスやファーストクラスであれば積算率で価値は上がる、高額なら下がる、単純ですネ。しかしその1単位の中身・クオリティはどこに行ってしまったのでしょう?
僕たちは激安ファーストクラス・ビジネスクラスを主に選んできました。
エコノミークラスで修行した事は殆どありません、時代の恩恵です。
キャビンサービスで得られる快適性、食事やドリンクの質がエコノミーで計算された単価と比べる事が出来ないと考えているからです。

森伊蔵を1便で30~40本買い占めて飛んだ事も何度もありました。
それはファーストクラスに客が数名しかいなかった、あるコードがあり担当者が付いてくれて優遇してくれた。そんな特典を加味してトータルコーディネートして欲しいんです。

空港を駆けずり回ってラウンジの寿司屋やカレーで満腹にする。狭い座席でカラダに負担をかける。断片的なマイル単価・単純計算は共通なんでしょうか。初心者がステータスを獲得する必要経費の基準として使うものを、上級マイラーになってまで豪語してたら、そのバックグラウンドがどの程度輝いているかは明白です。風邪をひきそうになったら近場のアジアに飛んで現地の病院に行く、帰国後72時間以内に診察してもらい半年間通院する権利を得る、それもタクシーで通っても無料です。そんな隠された利点を盛ってこそ、上級マイラーじゃないんでしょうか?
否定はしていません、人様のFOPの考え方に興味もありません。
どーぞご自由に足し算と割り算を楽しんで下さい。
ただ、ここで勉強される方には「その先」を見付けてもらいたい、アレンジしてより楽しんでもらいたいんです。そこで必要になる「多角的視点と行動力」を一緒に磨いて行きましょう!!

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メンバーの方は動画の下に続きがあります。


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動画を作成したので参考にしてください!!》


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メンバーの皆さん、こんちは(^^=)/


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