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『地球一周半』ぶっ飛びルートまだ生きてます!

割引あり


皆さんは地球についてどの程度知ってますか?
僕はほとんど知りません。航空券やマイル・ポイントは極めていても、
地球規模で見たら・・・「ちっぽけ」
そんな言葉すら虚栄になる、取るに足りない程度です。

知ったかふうにお伝えするなら、円周は「24902マイル」・
「人口は81億1900万人」言語は6000カ国語もあるようです。
文字や数字で把握するだけでは実感が伴わずもどかしさを感じます。
それを体感する手段の一つが飛行機旅行。
一気に一万キロを飛んでそのデカさを受け止める。
到着した異国の地では、異なる文化と習慣、聞きなれない言語に往復ビンタを食らい、怪しい笑顔に騙される。現地の荒々しさを堪能出来ます。



今回の目的地は「日本の真裏」。



首都はブラジリア・最大都市はサンパウロ・公用語はポルトガル語。


ブラジル連邦共和国、その最大の都市サンパウロを目指します。


国土面積は851万5千平方キロメートル、日本の約22.5倍。
2億1300万人が暮らしているようです。
(少し前の情報をパクッてます!)


日本の真裏に向かって飛んで戻る
最大許容マイル数『地球一周半』ぶっ飛びルートの格安運賃を
日本最強マイラーと一緒に調べてみませんか?

生き残れ! 修行僧たちよ!!


皆さ~ん、こんちは!! (^^=)/
マイラー・ホテラー歴30年以上・複数社のライフタイムステータスホルダー
【極上うなぎ。】です。

今回の物語 は・・・
『地球一周半』ぶっ飛びルートまだ生きてます!

今回の出発地はブラジルまで最安値を提示してくれる韓国・ソウルです。
ANAの運賃は淘汰され、UAの運賃は高額になってしまいました。
実はEZE・ブエノスアイレスが安価だったんですが、アルゼンチンも値上げされてます。その生き残りがJALの運賃です。
「JALと言えばサンパウロ」

そんな発想をした古参マイラーさん、大好きです!!
昔のJALの代名詞はサンパウロでした。日本からはニューヨークを経由して24時間飛ぶ丸一日コース。日系の方が多くいるのでその需要・国の要請で成立していた路線でした。経営破綻で手放したのはサンパウロ線だけでは済みません。成田~ニューヨークを残すわけにはいかず、ANAに譲り現在に至ります。


最安値は運賃番号1番・Oクラス1055200Wです。
JALのOクラスはZクラスと似たような位置づけで、セール運賃にも使われる予約クラスです。多くの路線で最安値の基準になるのが、運賃番号2番のQクラスです。3番にはNクラスがあります。1番から3番のみ1種類ずつ。
4番以降のSクラス以上は2種類設定されています。この運賃ではフェアファミリー・ルールの違いが理由ではありません。
右側のブール枠をご覧ください、黒帯に制限という文字があります。
そう、曜日で運賃が分けられているんです。後ほど詳しく説明します。


先ずは、各予約クラスの運賃の設定基準を探ることが重要です。
黒帯「購入期限」にフォーカスして下さい。
1~3番の格安クラスには購入期限があり「4週間・2週間・1週間」とリミットが設定されています。このように運賃表ではその存在理由を見る事が可能ですが、直近で航空券を手配する際には当該クラスに空席があっても、提示されなくなってしまう料金です。

それに対して2種類ずつあるSクラス以上の予約クラスには購入期限がありません。出発1週間前を切ると「Sクラスが最安値」になる事を意味します。
日本発の運賃も沢山紹介しているのでご存じの方も多いでしょう。
日本発では「30日前・60日前・90日前」といったイカレタ条件が当然になっています。僕たちは舐められてるんです、覚えておきましょう。


次に運賃差額にフォーカスします。
1番と2番・2番と3番、4番と6番・8番と10番、その差額は「15万~20万W」です。日本円で1.5万円~2万円を基準とした予約クラスごとの差額が設定されています。

「2つ高い予約クラスが提示されたら往復約4万円高額」
希望より一つ低いものが確保出来たら1.5万円安くなった。
そんな目安になるので、僕の記事・動画でフェアファイルを見たら比較するクセを付けて下さい。これを知らない人との情報量・瞬時の判断力に雲泥の差が出ます。


それではお得運賃の重要な予約クラスを絞って中身を味わいます。
運賃番号8番・Kクラス以上のクラスにフォーカスします。
それぞれの特徴は・・・
KクラスはビジネスクラスへのUG申請が可能。
Eクラスはプレエコの最安寝ですが取りにくい。
Rクラスは100%積算のプレエコ、比較的取り易いクラスです。


次にKクラス以上のフェアファミリー・ルールを確認します。
「K / M / E / R」はルール・スタンダード。
スタンダードは「払戻可能・変更可能」が特徴で手数料が必要です。
「HクラスとBクラス」のみルール・セミフレックスです。

セミフレックスは無料で変更可能、何度でも変更が可能なので、
長期の旅行や数多くのフライトを切り込む時はセミフレックスがオススメです。修行僧として飛びなれた上級者はイレギュラーケースを活用出来るので、スタンダードでも十分にフル活用出来ると思います。
実は、航空券は交渉力があれば好き放題にいじり倒せる側面もあるんです。
その際に変更する路線やキャリア選択、ルールに沿った代案の提示が伴うので情報量が必要になります。丸暗記でも構いません、ウソかホントか分からない歴史の教科書と同じです、詰め込めばい~んです。信じる信じないや、事実はどうあれその場の交渉結果が正解になります。


次に冒頭で触れた2種類の運賃の構成要素についてです。
Kクラス以上では、「8/10/11/14/16/18/19」の各クラス安価な方が週日・平日運賃です。残りの高額な方が週末運賃になります。週日・週末は出発国・到着国・路線によって異なります。そしてその基準となるのは、ここでは「GI」グローバルインディケータという飛行経路です。「PA」はトランスパシフィック・太平洋路線が対象になります。後にルールファイルで確認します。


マイレージ積算率と各予約クラスの特徴を記したものです。
運賃番号20番までの  最強は「Bクラス」になります。
100%積算・UG申請可能・ルールはセミフレックスです。

ここで重要ポイントです!!
Bクラスより低い予約クラスを狙う方が多いと思います。
確保したいクラスと比較する時は、最強の予約クラスに比べて「どの部分がそぎ落とされているか」・「どの利点がなくなってるか」を確認する事です。そして、その価格差が失うものに見合ってるかを考えて下さい。
腹落ちしたらそれがゴーサインです。


それではKクラスのルールファイルを使って、細かい部分を見ていきましょう!!
実は、JALは経営破綻後に海外発のルールを単純化しました。
日本発と違い、この路線では他の予約クラスもほぼ同じです。
Kクラスを取り上げていますが、他のクラスも変わりないと思って下さい。

2番のDAY制限・DAYは曜日を意味します。
この路線の週日とは「太平洋路線が月曜から金曜」になります。
という事は、週末運賃は「土曜・日曜」の出発と判断出来ました。




次にルール3番のシーズナリティ。
ここにはこのフェアがローシーズン・オフピークであり、その適用期間が記されています。アウトバウンドは往路の事です。JALプレート運賃なのでJAL便を利用すると東京発が太平洋路線になるので、皆さんから見ると旅行の出発になります。
インバウンドは復路の事で、JAL便に南米直行便はありません。
故に北米大陸を経由する事になり、そこから日本へ帰国する便を意味します。



4番のフライトアプリケーションは重要部分です。
実はこのフェアはルート制ではなく、マイラー・修行僧の実力が試される「マイル制運賃」なんです。行程を組む時に利用可能便の制限の他、航空会社とその確保する形式が指定されます。形式とはオリジナル便名なのか、コードシェアという共同運航便かの事です。難しいので少し丁寧に見ていきましょう!!

先ずは赤枠部分、AREA3とはアジア地域です。
このフェアでは「ソウルから日本」のフライトを指しています。
日韓線においてJAL運航のJAL便名テイクのみ許可されています。
KE・大韓航空とのコードシェアを組んでしまうと高額になるのでご注意下さい。

ブルー枠は「トランスパック・太平洋路線」についてです。
JAL便名であれば「AA・アメリカン航空」のフライトが利用可能。
これで北米大陸のゲートウェイの選択肢が多くなります。

グリーン枠はAREA1のフライトについて。
南北アメリカ・ハワイ・グリーンランド・バミューダなどの近隣諸島の事です。JLを含む9社の便をアメリカ大陸で利用可能です。ここで面白い発見があります。ACはエアカナダ・スターアライアンスなので上手く組めるなら二刀流の方は楽しめると思います。そして、AS・アラスカ航空はAAとのC/Sのみ許可されていますのでご注意ください。


次に今回のチケットの最重要部分に迫ります。
ルール8番・ストップオーバーズ。
マイル制運賃は経路を自由に組むもの、4番のルールを守っていれば好き勝手なルートを仕込めます。これは正確にはマイル制キャリア運賃と言います。第一区間とロングホールを取る航空会社が発券キャリアとなりそのルールを決めています。そのチケットを販売する権限を持つキャリの航空運賃、ここではそれをJALプレートといいます。
JALプレートで許可されているのは片道に付き5回の途中降機です。
内、3回が無料・2回が有料で1回に付き10万Wの追加徴収です。
内訳が指定されていて無料部分の3回は「日本とアメリカ」、有料部分も「日本とアメリカ」です。往復で10回の途中降機が可能なんです。

次に9番の乗継制限、そのルートを縛る条件になります。
北米大陸では3回の乗継が許可されています。「AND」の文言があるので、
それ以外に日本で2回無料乗継が可能、南米では一回の乗継が可能になります。この文言を読んで分かるように、就航路線・キャリアに関する情報量が如何に重要かを示しています。アメリカと言ってLA・SF・NYしか思い浮かばないとマイル制運賃を使いこなせません。頑張って地図と就航路線に関する情報を読み漁りましょう。そして、見過ごしがちな関空発着にも北米路線が復活しています。取り込むと日本での乗継が可能となり国内旅行も楽しめます。しかし、それと引き換えに関空のショボいラウンジ利用が確定しま
すのでご注意ください。

12番のサーチャージに変な文言があります。
情報が2020年の古いものです。アップデートされてないのかよく見かけます。8510ドルの追加料金があると記されています。別のクラスでは12000ドルもあります。


JL7341便はAA運航のCLT・シャーロット~ロサンゼルス線。


JL7345便はAA運航のDTW/DFW間のフライトです。


ルール16番の罰金。
ルールスタンダードは「キャンセル15万W・変更10万W」です。


こちらがセミフレックスのペナルティになります。
「キャンセル15万W・変更無料」です。


さぁ、今回はマイル制運賃です、簡単に行程を作成する勉強をしましょう!
ソウルからサンパウロの単純ルートを用意しました。
ブルー枠は飛行距離を示しています。左の3レター・都市コードを縦読みしたものがTPM・飛行距離として表示されています。
「ソウルから東京は758マイル」・「東京からニューヨークは6739マイル」
「NYCからサンパウロは4756マイル」
です。
グリーン枠はそれらを足し算したものになります。ソウルからGRUの3区間の合計が「12253マイル」になります。
赤枠の「MPM」は最大許容マイルの事で、ソウルからサンパウロまでは「13927マイル」が基準として定められています。
ピンクの枠はこの行程が「基準値未満M」である事を表しています。
このMはMPMを超えると「5%/10%/15%/20%/25%」の5%毎に区切られ、
5M~25Mと表示が変わります。13927の5%は696マイルなので、総飛行距離が14623マイルの行程では5Mとなり、料金が5%高額になります。
黄色のHGLはこの行程のMPM13927マイルに対して総飛行距離が「12253マイル」なので、あと「1674マイル」飛べたのに勿体ない事してるネ!!
のサインです。


こちらは、先ほどの単純ルートに「LAX」を噛ませたものです。
NYCから米国内長距離・プレミアムサービスのある路線を切り込んだルート。赤枠のCUM・飛行距離合計が「16111マイル」になっています。
これはMPM・13927マイルに対して20%以下のオーバーになり、LVLが20Mと表示されています。5%が696マイルなので、696マイルごとに区切れるルートを取らないとダメだしが入ります。それがLWLの「95マイル」残念賞です。696マイルに対して95マイルしか使っていない。HGLを見ると「601マイル余り」勿体ないのダブルパンチです。

SELからGRUのMPMは13927マイル、その25%増し25Mは17400マイルです。
往復行程では34800マイルになり、サムネの最大35000マイルが過剰広告になってしまいます。実はGIG・リオはサンパウロ行きより安価に設定されているのにMPMが14000マイルです。RT・ラウンドトリップの25Mは35000マイルになるんです。


締めに面白いものをお見せします。
こちらはUAのSEL/GRUの運賃表になります。
以前はこの半額程度だったんですよ。
運賃番号16番の「Rクラス」がANAのプレエコを使う料金です。
AAの運賃もありますが取り上げるに値しません。
JALのプレエコ価格と比べて如何でしょうか?
Bクラスは各航空会社共通のディスカウントエコノミー最高位クラスです。
JAL運賃が値上げされたといっても、まだまだリーズナブルなんです。
長くなってしまったので、お叱りを受けてしまいます。
ビジネスクラスのお得運賃は「YouTubeコミュティ記事のメンバー限定」・「noteメンバー限定部分」でお知らせします!!


皆さんは南米に行った事がありますか?
僕はサンパウロ・リオデジャネイロに何度か行ってます。
ブエノスアイレスからイグアスの滝にも何度か訪問しています。
犯罪が多くデング熱も危ない、とにかく危険が伴うと言われていたので
ホテルのリムジン・現地のガイドを前もってオーダーして万全の体制で
怯えながら旅行していました。
到着早々に現地の似非日本語ガイドから、
「この街の犯罪率を知っているか?」と聞かれました。
その答えは「200%」。一人に付き平均2回被害にあってるみたいです。
又、とても重要なアドバイスというものをしてくれたんです。
それは「指輪とその腕時計は直ぐに外せ」でした。
指輪は指ごと奪われる、時計は腕をへし折られる、そんな脅し文句。
脅しじゃなく事実らしいです、もう恐ろしくてバッグはビニール袋、財布は持たずに札をあちこちのポケットに振り分けました。
そんな思いまでして観光したいのかと言えばノーです。
僕が若い時からファーストクラス・フォーシーズンズのスイートルームの豪華な旅行をしていたのは身内というスポンサーのお陰です。
僕に決定権はありません、言われるがままです。

そして宿泊先のホテルはでっかい有名なビーチに面していました。
それなのに何故か大きな策でしっかり囲われています。
アジアのビーチなら部屋の窓を開けたら海に飛び込める、そんなイメージですが南米では目隠し程度では済まない規模の安全柵があるんです。
その柵の扉には注意書きがあります。
「ビーチで楽しむの時はご注意下さい、ホテルでは一切責任を負いません」と、、。

イグアスの川下りでは蚊が多くて長袖に手袋、サングラスとマスク、そして首にはタオルを巻いていたので、ホットパンツとノースリーブにでっかい腹を突き出した白人姐さんたちに爆笑されたのを覚えています。

その甲斐あってか蚊に刺されず、今も元気に生きています。
皆さんも海外旅行では笑われても、馬鹿にされても身の安全を第一にして下さい。格好つけてたって心は満たされません。欲しいものをもってるか、それを継続出来るか残せるかが重要です。それは健康なのかもしれませんネ。  


「noteメンバーシップ」・「YouTubeメンバー」制度を開始しました。
お好みのスタイルでお付き合い・ご支援・ご活用下さい!!

メンバーの方は動画の下に続きがあります。


ブログ・noteでは限定投稿が出来ないので一般の方には有料記事として表示されますが、一般公開部分は無料なのでご安心下さい!!

動画を作成したので参考にしてください!!》

楽しんで頂けましたら、
ランキングに貴方の「アナタのとまほ~く♪」をぶち込んでネ!!

復活後の記事はブログカテゴリ【2023 / 2024】に入れてあります。

【 極上うなぎ。ブログ♪ 】
【うなちゃんねる。♪ YouTube動画】
【 極上うなぎ。note♪ 】

極上うなぎ。

メンバーの皆さん、こんちは(^^=)/

チーム『極うな。』SSSS♪へようこそ!!


動画に入りきらなかった内容は「ハイシーズンの運賃」・「上位プレエコの運賃」・「ビジネスクラスの運賃です。」
そして、「GRUまでの5Mルート・10Mルート」・「GIGまでの20Mルート」のマイル計算・TPM・MPM資料をご用意しました。

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