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研修会場でスタッフが作り出すアウェイ感の話

皆さんも出張でも休みの日でも折角の研修であれば、不快なものではなく、実りのある学びや楽しい時間を過ごしたいですよね。

また皆さんの「こんな研修は嫌だった」みたいなものも教えてください。

私は研修講師もしますが、研修企画の運営なども行うことがあります。
その時に注意していることは1つ。

スタッフが「身内話をしないこと」です。

一瞬でアウェイな空間を演出するスタッフ

人は緊張すると、それから逃れるために何かしら行動すると思います。
初めての参加者が多い空間で、共通の知人を見つけた場合、研修参加者としてはその方と「この間はどうも!」みたいに話すことがあります。

当然、他の参加者は「この間」のことなんて知らないわけで、「共通の知り合いがいたのね」程度で済ますこともあります。

ただこれ、自分が研修初参加なだけで、他の参加者がみんな顔馴染み、常連だった場合はどうでしょうか??
いわゆる身内話ばっかり飛び交うわけです。

初めての人は、「あれ、場違いなところに来ちゃったかも・・・」と不安な感情を抱きます。
内輪ノリは疲れます。

参加者同士は空間を設計するのが難しいので、仕方がない部分もあります。
ただこれ、スタッフが同じことするケースがあるのです!

スタッフが知り合いの参加者見つけて、「この間はどうも」と挨拶以上に話し込む、スタッフ同士で「先日のケースだけどさ」と共通の話題で話し込む。

そこは初参加の方も溶け込みやすいように配慮するのがソーシャルワーカーではないでしょうか(違うか・・・でもグループワークの一つだと思います。)。

できる配慮
私はスタッフの方については、身内話している参加者同士がいたら「何の話ですか?」と輪に入っていって、会話の原体験を一から話してもらって他の参加者も会話に入ることができるようにフォローしてもらったり、「~さんはこんなことありますか」と他の方にも会話を振ってもらったりしています。

私個人は参加者全員と名刺交換するので、そこで共通の話題を見つけて繋ぐ、会話の参加者を広げるなどの小さなことを取り組んでいます。

あとは「目線の逃げ場を作る」んですが、これは文字数も増えそうなので、次回以降に取り扱います。

内容も空間も素敵な研修が増えたらいいですね。

今回は以上です。
ご覧いただきまして、ありがとうございました。
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福祉教育者 テリー
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