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私の大学教員になって苦労したこと

大学教員になって良かったことを以前書きましたが、もちろんいいことばかりではない。
ただ、良かったの反対で「嫌だった」「悪かった」はしっくりこないので、
苦労したことにしました。
 
 
1.講義設計、授業準備が追いつかない
90分の講義を15回、やろうと思うと思うと調べてまとめて、話せる準備にかなり労力がかかります。加えて授業内外の課題を設定して学びを深められるような工夫が必要です。
まだまだできてないです。

2.外部機関に必要以上に気を遣われる
大学教員というのは良くも悪くも権威性がある程度含まれる業種のため、外部機関の人たちが私の意見などを必要以上に尊重してくれることがあります。
そこまで考えずに意見したものでも汲み取られる可能性があるし、記録に残される可能性があります(笑)。凄く気を遣います。
そして、自分の権威性を自覚しておかないと暴力性を帯びてしまいます。
 
あ、あと包括職員だった時はタメ口だった人に敬語を使われるという人間の嫌な部分を見たこともあります。

 
3.平日が休みにくい
うちの大学は研究日がないし、実習科目含めると一年中授業しているので、特にそうかもしれませんが、
「授業のある日に休む=休講による補講」
ですので、他の日に負担がのしかかりますし、学生にも影響でます。
面倒なことたくないので、無理して大学に行くこともあります。

 
4.結構、孤独
組織内の会議等が多いので、スケジュール管理が求められます。研究室は一人部屋が多いので、
「会議、行きましょうか」
と声をかけてくれる人もいません。授業準備も基本一人です。
自己管理・自己責任の重さは結構あると思います。

パッと思いついたのは上の4つでしょうか。
研究はもちろん大変ですが、「これぞ教員」って感じもします。
 
教員を目指される方の参考になったら嬉しいです。
本日は以上です。

最後までご覧いただき、ありがとうございました☆ 

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