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勇気をくれた母の言葉(それ、勉強以外に使うんかい)

私は小学校2年生まで場面緘黙児でしたし、自分に自信もなく、引っ込み思案な子どもでした。
 
小学校3年生以上になって話が少しずつできるようになったものの、性格は変わらず。
 
小学校5年生くらいだったでしょうか、担任の先生と私・保護者の面談がありました。

5年生、6年生の時の担任の先生は、私を何かにつけて小馬鹿にしてくる人だったので、今でも大嫌いです。

内容は確か、

「クラスでは本当に大人しい」
ということと、
「勉強をもうちょっと頑張ろう」
というような内容だったと思います。
先生は私には半笑いだったように感じました。

  
身内にできないことを言われるのって当時は本当に恥ずかしいと思っていましたから、辛い時間でした。

ただ、その日の面談は、ちょっと様子が違っていまして、
母の言動に驚きました。
 
「勉強はどうでもいいんですよ。伸び伸び育ってくれれば。
男だったら喧嘩の一つでもねぇ」

 
的な話をしました。

すぐに先生が
「こんなに大人しいのに、できませんよね」
と返したところで、
 
 
母が
「うちの子は喧嘩したら、誰にも負けませんよ。優しい子ですが、やればできる子だと思ってます」
と。

完璧なセリフは覚えていませんが、こんな旨のことを言いました。
普通は「やればできる」って勉強に使う言葉だと思いますが、喧嘩(自分の意思を言う的な意図もあるのかな)にも使うとは。
 

先生は終始飽きれたように母と私を見ていましたが、私の中では母が自分を守ってくれたように感じて嬉しかった感情が残っています。
 

そこから喧嘩もそんなにしていませんが、大人になった今「理不尽に傷つけられた」と思った時にガンガン行けるのは、
母の言葉のお陰かなと思っています。
 

明日も誰かを傷つける可能性のある会議に参加しないといけないので、心苦しいですが、納得いかない非難を受けた場合は受けて立ちたいと思います。
 
本日は以上です。

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