見出し画像

授業内で質問や意見を出しやすくする環境

今年度の社会福祉士の実習も終わり、今は実習体験から大学で学んでいる理論と再度結びつける事後学習を行っています。
 
具体的には、
・実習中に上手くいったこと、十分できなかったこと
・実習先での連携の取り組み(多職種連携、事業所間連携、法人と地域連携など)
・事例検討

 
など、色んな内容を振り返ってもらいます。
 
学生に個人ワークをしてもらい、発表し、その後質疑応答を行う時間を設けています。
 
悩ましいのが「学生同士のディスカッション」です。
学生に司会進行をさせる方針を取られている先生が多いと思いますが、私は基本的に進行は教員(私)がします
 
学生に司会を任せると、「質問はありますか?」で無言空間となり、
そのまま終わらせようとする場合があるからです。 
テーマ30分以内終わってしまったクラスもあると聞いたことがあります。
 
 
これは勿体ない。
それなら、進行やファシリテーションを実際に見てもらって考えてもらい、内容を考えることに集中してもらいたいというのが狙いです。
 

とはいえ、各自で質問や意見を考え、発表するのは難しい場合もあるし、相乗効果も期待して、私はグループで話し合ってもらうようにしています。
 
グループで質問を考えてもらうと、案外出てくるもので、考えるスイッチが入る、質問が浮かんだ学生の切り口から新しい質問を思い浮かべてくれる学生もいます。

いきなり全体で質問・意見を言うとなると、

「こんな質問してもいいのだろうか」

という自意識が邪魔してきますが、学生同士のグループでアイデアを事前に出すことで、意見もまとまって内容の理解も深まります。

 
あとは質問や意見を言う発表者も学生のグループの中で決めてもらいます。
 
一人で不安な場合は集団を活用する。
 
何か参考になれば幸いです。

本日は以上です。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。 
少しでも共感いただけたら、「♡」やフォローお願いします☆

よろしければ、サポートをお願いします。いただいたものは、活動資金として活用いたします。