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褒めるのに「weメッセージ」も使いましょう
昨日の講義ネタで「褒める」ワークについてお話しましたので、今回もその派生版ということで。
昨日は、道具を褒める、描写的に褒めるといった内容を書きましたが、自分が実践しているのは、もう一つあります。
タイトルにある「Weメッセージ」を使うことです。
文字通り「わたしたち(We)」が主語になるメッセージで肯定していくことで、
「みんなあなたのことを認めている、素敵と思っている」ということが伝わるメッセージです。
世の中、このWeメッセージを否定的な情報の流通で多く使い過ぎているのではないかと思います。
メディアとかは特にそうですけど、身近でも
「〇〇さんが、それはおかしいと言ってたよ。」
「〇〇さんがあなたの文句言ってたよ」
「みんな、あなたのやってることおかしいと言ってるよ」
みたいにWeを使って表現すると、言われたほうが追い込まれるようなしんどさがあります。
「お父さん、怒ってたよ。帰ってきたら知らないからね。」みたいに言われると、子どもは家のドアが開く音が聞こえるたびに不安でいっぱいですね。。。
これの逆で、その場にいない第三者からの対象者に対する肯定的な言動があれば、回していきましょう。
「お父さん、『いつも勉強頑張ってるね』って褒めてたよ。」
「メンバーみんな『あのやり方は凄い』って言ってたよ。」
みたいに言われたら、どうでしょう。
「あ、あの人は私のこと褒めてくれてたって聞いたな」
という感じで、その人に会うのが楽しみになりますね。
私は相談援助業務をしている時は、これを意図的にやるようにしていました。
「民生委員さんから、自治会長は凄く地域に尽くしてくださっている熱意のある方だとお聞きしています。」
「あのCさんから『凄い社会福祉士がいる』と聞いていました。お会いできて光栄です。」
などと伝えると、その間の人たちの関係も良好になるかもしれません。
あと、自分は相手を褒めていないのですが、良い情報を持ってくる人というポジションは嫌われにくいです(ちょい腹黒いですが)。
こういうことを意識すると、普段の何気ない会話もアンテナが立ってきますし、良い情報を拾うスイッチが入る感覚があるので、お勧めです。
本日は以上です。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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