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「ペドゥナは百済観音である」説

昨年12月、「レベルムーン」のワールドプレミアではものすごい露出ぶりでしたが、それ以降作品の撮影に入られたようで、ピタッと情報が入ってこなくなりました。

でもそんな時期も事務所のインスタにたまに情報が上がるようになってありがたいことです。

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日本で見られる最近の記事2つ↓↓↓

映画「Rebel Moon」のハリウッドでの撮影時のトレーニングがハードな上に、要求されたダイエットが極端すぎて演技に集中出来なくなった経験を語っています。

朝食には卵白1個とリンゴ半分、昼食にはサーモンとアスパラガス100gですと!?

当時のInstagramで見た動画のドゥナ、つらそうな表情でしたもんね。やはり相当に大変だったんですね〜
一人で(たぶんほぼ一人で?)何ヶ月も行ってしまうところが本当にすごい。


自身が典型的な美人ではなく個性的な顔立ちであったこと、についてよく語られますね。

それもあってか?また日本やハリウッドなどの国際的な現場経験によってか?
ドゥナは多様な自然な「美」を受け入れることが素直に出来るし、発言にも繋がるようななったのでしょうか。

「ペドゥナは菩薩である」説

記事を読んでいて思い出したことがあります。

去年、奈良の法隆寺に一人旅しました。日本最古の木造建築物の法隆寺を支える「木」に興味があるからなのですが、たまたまそこで出会った国宝観音菩薩立像「百済観音」の美しさにびっくり。しばし立ちすくんで見入ってしまったほどでした。

法隆寺パンフレットより

びっくりするほど美しい。って、
いったい何が?
いったいどこが?
引き寄せられるポイントが何なのか?
自分で言語化できないので調べてみた。

東京国立博物館ブログによると、

像高約210センチのすらりとした体謳と柔和な尊顔が生み出す比類なき美しさ。

東京国立博物館ブログより引用

とあります。
私はそれに加えて、軽やかでどこか力の抜けた雰囲気なのにしなやかな強さを感じました。長身がゆえに他の仏像と離れた場所にあるし。このスタイルの良さ。衣装のセンスは現代か?!

朝鮮風に見えて「百済観音」と名付けられたようだが、日本の楠で日本で作られたことは分かっている。しかし誰がいつ作ったか?謎が多いというのも興味をそそります。

で、帰りの新幹線の車内でもあれこれ考えていたら、気がつきました。

「ペドゥナは百済観音菩薩である」

どちらも中性的で他にはない存在感、というか…
飛鳥時代の指先の美しさよ!
ついつい見てしまう、
ドゥナ様の長くて美しい指先


「いつも誰か自分より弱く小さいものを護っている役柄が似合う」っていうところも「ペドゥナ菩薩説」を裏付ける大きな理由です!

おまけ

百済観音についての詳しくは東京国立博物館ブログをまたまた引用させてください。

飛鳥時代を代表する仏像で、”百済観音“の名で親しまれている国宝「観音菩薩立像」は、昭和の初めまで法隆寺金堂内に安置されていました。像高約210センチのすらりとした体謳と柔和な尊顔が生み出す比類なき美しさで、多くの人々を虜にしてきました。1997年にはルーブル美術館で公開され、世界の人々を魅了しています。

百済観音とは
蓮華座の上にすらりと立ち、左手は下げて水瓶(すいびょう)を軽くつまみ、右手を前方に差し伸べた観音菩薩。両腕と天衣(てんね)を除く本体は頭頂から台座蓮肉(れんにく)までクスノキの一木造りで、お顔や胸、両肩や腰の膨らみには乾漆(かんしつ)が盛り上げられています。頭部が小さく長身の姿は飛鳥彫刻のなかでは特異で、風をはらんだように前方に巻き上がる天衣の流麗な曲線も魅力的です。

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