親からの観念
親が色々な事をジャッジしていると、子供はどんどん生きづらくなる。
親の思う良いか悪いかの観念の中で生きていくようになる。
自分がその観念はいらないと思っても、その観念を手放してしまったら、親から怒られるだろうという恐怖を抱き、なかなか手放せなくなる。
親が子供よりも偉いとか、子供は親の言う事を聞くべきだという考えの親の元に育った子供は、そういう恐怖がでてくるんじゃないかと思う。私がそうだから。
観念を捨てようとすると、親から怒られる恐怖がいつまでも私を追いかけてくる。
私が怒られない為には、親からの観念を私の正義として他人にも押し通せばいい。
だから、私は親から植え付けられた観念の逆をする人を見ると気分が悪くなり、私の正義を他人に押し通してしまうんだ。絶対、私が正しいって。私を守る為にも。
本当はその人の事を認めたいのに、認めてしまえば、私は親から怒られるという恐怖がでてきてしまって認めることができない。
親の嫌なところはたくさんあっても、深いところでは親のことが好きで、嫌われたくない。という子供心が私の奥底に潜んでいることに気がつきショックだった。なんて格好悪いんだろうか。大人になっても、まだこんな気持ちがあることに気づき、見て見ぬふりをしたかった。でも、向き合おう。そんな格好の悪い自分と。
親に支配されている私はもう終わりにしよう。
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