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2021年ジェフ活まとめ

『ジェフユナイテッド市原・千葉のアドベントカレンダー2021(https://adventar.org/calendars/6852)の記事です』

はじめに

さて、今年もアドベントカレンダーの時期になりましたね。

コロナとかコロナとかコロナとかほんとに大変な1年で、まさか自分がコロナに罹患してフクアリある蘇我のお隣の駅にある、東横イン千葉みなとにホテル療養しながらDAZNでホーム戦を見る日が来るなんて思ってませんでした。くやしい。。。。

今年も残すところ最終節アウェイ岡山戦。今年も行く気まんまんでしたが諸事情が重なりに重なって岡山へは行けそうもないし、それどころかアウェイ遠征全然行けなかったんで、今年1年のツイートを眺めながら振り返廊下と思います。

ストーブリーグ

今年もオフシーズンには色々ありました。

尹晶煥体制1年目はなんとか14位フィニッシュという、去年よりマシだけど、尹晶煥に指揮してもらっておいてコレ?みたいな成績でした……

2020シーズンはエスナイデル期に粉々に破壊された守備の意識を、江尻監督の元多少修理したとはいえ、エジリンにはあまり確固とした守備のポリシーがなかったので、特に決まり事もなくなんとなくボールを追いかける2019チームに守備意識を植え込む1年となりました。

基本的には2019の面子をほぼそのまま引き継ぎつつ、川又堅碁、田口泰士、山下敬大、チャンミンギュらへんを補充し、なんとかやってた感じです。クレーベやゲリアなど「守備のやり方とかよく知らなかったぜ」みたいな外人が尹晶煥ブートキャンプ的な期間を経て、守備マシーンとしてチームに戻ってくるさまは「尹晶煥マジですごいな」と思いました。とはいえ、選手にロープをもたせてゾーンディフェンスの基礎をゼロから叩き込むみたいなところからスタートだったので、いくら守備意識が上がったとはいえ先制点取られると心が折れたり、終了間際で集中が切れて逆転負けしたりと、そこまで成績が伸ばせなかったのも事実です。

守備の基礎編が終わって、いよいよ応用編!ってところで恐怖のオフシーズンですが、ぶっちゃけ得点源がほぼいなくなりました。

クレーベ、山下敬大、為田大貴、鳥海晃司……みんな個人昇格してしまった……そして右サイドの起点堀米ッシは師匠の石丸監督に山形に引っ張られて、あまり試合に出ることもなく1年を過ごしたようです……

GMも代わったので、尹晶煥監督が好きそうな選手がほうぼうからかき集められました。

今年新加入の中では小田逸稀、小林祐介、福満隆貴、末吉塁あたりがよく機能したのではないでしょうか。サウダーニャの話は後で出てきますから落ち着いてね。

2021開幕

2020の開幕戦は開始40秒で得点して、残り89分を死ぬ気で死守するという「これぞ極振り尹晶煥サッカー」みたいな感じでワクワクしたものですが、今年の出足はのんびりしたものでした。

ちなみにユニは今年も開幕戦には間に合いませんでした。

ホーム初勝利&サウダーニャ鮮烈デビュー

2020シーズンは「勝つか負けるか、2つに1つだ!」みたいな極端な成績で、どちらかといえば負け越したのであんな順位だったわけですが、今年はなんとか引き分けにはできて成長っぽいのを感じましたがいかんせんホームで全然勝てませんでした。なんとホーム初勝利は5月9日のファジアーノ岡山戦までお預けでした。でもTHE★快勝!という勝ち方で気持ちよかったです。

この日はサウダーニャが来日後初めてピッチに立ちました。全然チームにフィットしてる感はなかったのですが、逆にそれが良かったなって気がしてました。チームにフィットするに従って、サウダーニャの立ち位置はどんどん後ろに行ってしまって、彼のいいところを全然出せなくなっていきます……やっぱストライカーはエゴイストじゃないとね。

絶対王者川崎フロンターレをあと1歩まで追い詰める

今年のジェフマジで本物だな!って思ったのはやはり7月21日の天皇杯3回戦川崎フロンターレ戦でしたね。

見木が先制したときはもうなんか夢みたいでした。まあ、6分後に家長に返されて夢は覚めるんですけど、宙に浮いているような感じでしたね。

その後の熱闘も両者なかなかゴールネットを揺らせず、PK戦になったわけですが、まあPKは正直運ゲーなので負けたら負けたでそれは仕方ないって感じです。ただ、やはり「川崎フロンターレに競った」って言うのは大きな自信につながったようで、チーム全体としてひとつ上のステージに上がったような気がします。

PK外してしまった岩崎悠人は号泣して悔しがったけど、そのまま鳥栖に行ってしまいました……なんかすごい活躍してるようです。

12戦負け無し爆走!途中では宿敵ヴェルディをボッコボコに!

その後オリンピック期間の中断などもありつつ、勝ったり負けたりしつつ、今季のJ2王者ジュビロに負けてから何が変わったのかわかりませんが、なんと第30節から41節までを負け無しで戦い抜きます。クラブ記録更新中だそうですよ、すごい……

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その中でもやはり文句なしの今季ベストゲームはアウェイ東京ヴェルディ戦でしょう。

ヴェルディはその少し前に監督交代(まさかの暫定監督が2019ヘッドコーチの堀さん!)があり、パワハラ問題などでクラブ内がバタついてしまったのもあったのか調子を落とし気味な印象でした。

ただ、ジェフはヴェルディにほんとに勝ってなくて、このときは確か6年ぶりの勝利とか言っていた気がします。

序盤福満が狙われまくっていて、なんかあんまり調子よくないのかなと思っていたんですが、その福満が2ゴールを決めるなんて……! 結局5得点の大勝利! 久しぶりの味スタは遠くて疲れましたが、行った価値のあった試合だったなって思いました。

スコアボード気持ちよすぎる!

来年に向けて

なんだかんだ今年は8位まで来ました!

チームとしてのベクトルが上を向いている印象が強いので、このままの路線で、精度や完成度を高めたらJ1はほんとに夢じゃないんだろうなあって思います。

今年はまず、見木友哉の覚醒がめざましく、一人で13得点とかびっくり仰天です。しかもヒールシュートとかおしゃれなゴールも多く、見木に魅了されたサポも多かったのではないでしょうか? 序盤は全然活躍できないまま「尹晶煥が見木を出したがる理由がわからない」などと陰口を叩くサポも少なくはなかったのですが、それでも辛抱強く起用したことがこの成績につながってるんだなあと思うと、やっぱ尹晶煥監督すげーや!になりますよね。

そして期待の大型新人の櫻川ソロモンは更に大きくなり、助っ人外国人並の働きをしておきながら普通のA契約とか他クラブから見たら卑怯すぎる!と言われかねない感じになりつつあります。あとはチャンスでゴールを外さなければマジで言うことがないです。上手いんだけどね。

チームの実質的な舵取り役、田口泰士は今年もゴラッソ連発ですよ。ボロ負けした山形ではとんでもないボレーシュートでチームの心を救いました。去年も山形にボロ負けしたけど、唯一のゴールが堀米のゴラッソじゃなかったっけ?

守備はもう、チャン・ミンギュ様様でした! 去年もすごかったですが、今年はジェフのCBの歴史上最高の部類の活躍をしたんじゃないでしょうか?

鈴木大輔キャプテンは時々謎のミスをしますが、YouTubeで海外チームの守備戦略解説してたりするとおり、頭脳派のプレーヤーでもあります。コーチングがすごい上手いんだと思います。ありがたい!

その他にも書きたいことは色々ありますが、それは今度の機会に譲りましょう。個人的に今年のMVPは実は高橋壱晟だったりしますので。

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