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行政書士試験合格講座 行政書士業務と密接に関連する諸法令 > 戸籍法 #2

■ 5 離婚又は認知の場合の親権者

 子の出生前に父母が離婚した場合において、子の出生後に、父母の協議で、父を親権者と定めることができます(819条3項ただし書)。
 父が認知した子に対する親権は、父母の協議で父を親権者と定めたときに限り、父が親権者となります(819条4項)。
 そして、上記規定によって協議で親権者を定めようとする者は、父が親権者である旨を届け出なければなりません(78条)。


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