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高卒認定試験-受験科目の選び方と勉強の仕方2/3

理科の話

さて、前回は社会の話を中心に書きました。今回は理科の話をしたいと思います。

理科は科目選択の方法は大きく分けて2種類あります。

  • 科学と人間生活+物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎から1科目

  • 物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎から3科目

科学と人間生活を選択したほうが合格しやすい

科学と人間生活は、実は一部の高卒認定試験対策塾で敬遠されています。理由はいくつかありますが、一番の理由は出題範囲が【広く・浅い】ことでしょう。

科学と人間生活では、物理・化学・生物・地学のすべての範囲の基礎問題が出題されます。科学と人間生活では、物理・化学・生物・地学から各5問回答することになります。合計20問です。

内容は中学範囲も含めた本当に基礎問題です。難解な計算問題やひっかけ問題は出題されません。合格することを考えると、とりあえず、10問正解を目指せばよいのです。

もし、時間がないという場合は、苦手分野は捨てて、得意なところで勝負することもできます。

物理・化学・生物・地学から何を選択するべきか

もし、大学受験を考えているのであれば、受験科目を選択するとよいでしょう。ですが、大学受験は考えていない。または私大文系をかんがえているので、そもそも理科は使わないという人もいると思います。その場合は、合格率が高い科目を選択しましょう。

合格率が高いと言われているのは生物基礎です。※ただし、暗記に不安がある場合は物理を検討してみてください。実は国語の読解のような問題も出題されるなど、物理基礎そのものが苦手でも受かりやすいんです。

さて、生物の話に戻りましょう。
対策はとにかく暗記することです。

生物基礎の問題では、読解ができれば合格できるような問題はほとんど出題されません。逆に言えば、努力した分だけ結果に表れます。

コツコツ型の方に向いています。

理科まとめ

  • 科学と人間生活+基礎科目1で受験をおすすめ

  • 基礎科目は大学受験をする場合は受験科目に合わせる

  • 私大文系など、理科が必要ない場合は、暗記が得意なら生物。暗記が苦手なら、物理基礎を検討してみてください

合格だけではなく、何のために合格したいのか、その後の受験も視野に入れた科目選びをすると、無駄なく勉強ができます。


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