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【施工図、設備CADについて】


皆さまお疲れ様です。

今週は月曜日に過去現場の漏水があり、週の頭からてんやわんやな状態からのスタートでした😇
週初めはやはりスロースタートなので、のっけから突発的に何かがあるとその週のリズム的なものはもう崩壊です🙇‍♂️

さて気を取り直して
今日は【施工図】について語りましょうか。

施工図とはズバリ読んで字の如く
その図面を元に、施工をする図面を言います。
(簡潔過ぎですね🙇‍♂️)

作図するにあたり、私的必要な資料としては

設計図(意匠、構造、設備)
躯体図(建築施工図)
平面詳細図(建築施工図)
機器仕様書(メーカー資料)
各種カタログ(メーカー資料)
施工計画書(要領書)
打合せ議事録(施主、設計、ゼネコン)
社内施工要点(社内ルール)
ゼネコンによる施工指針(あれば)
デベロッパーによる施工指針(あれば)
国交省資料(標準図、標準仕様書)
諸官庁指針(地域別)

などなど、本格的に描くとなると結構多くの資料が必要になってきます。
(上記以外にもまだまだあると思います)

全部が全部必要かと言うとそうではなく、頭の中に入ってさえいればそこまで必要ではないと思うのであくまでも目安として考えていただければ。

次に
作図するにあたりまずは設備的な収まり、知識がないと当然描けません。建築図との整合性や電気設備、他設備との兼ね合い、設計者、施主の意向なども考慮する必要があるので、ただ描くだけであれば誰でも描けるのでしょうが、それではお世辞にも施工図とは言えない図面(使えない図面)になってしまいます。

中にはキチンと仕上げた施工図でも、後々になって機器類のメンテナンスに難があったり、施工図を読み取れない職人が居たり、現場の収まりが違っていたり…
なんてことは日常的に起こります。

なので事前に現場を確認することであったり、機器更新なども考慮することや、施工図を職人に渡したあとも現場がその通りの形になっているか確認する必要が出てきます。

夜間工事などの一発勝負ではなおさら間違った図面は描けないので、それこそちゃんと施工出来るか、時間内に終わらせられるか、材料に抜けや間違いがないかなど慎重に作図する必要があります。

とまぁあれこれ偉そうに語っていますが
ちなみに私は、そうですね…

一年生のころ担当上司に「お前はどうなりたいか」と聞かれまして、まずは図面を覚えたい!とイキッていましたね😇

そこから徐々にCADを覚え(当時はCAPE)、ダイキン製のフィールダーを挟み、今はTfasを使っています。

まぁその、設備CADのメリットは素人でもそれなりに描けることなんでしょうけど、私なんかは今やチェックする立場にあるので校正機能なんかが備わっていたりすると尚良いと思います。
(これは間違っていようがお構いなし、物理的におかしくても絵的に繋がってしまうためですね)

これに関してはどんなに優れた資産でも、扱う人次第なところがありますね。

以上になりますが
読んでいただきありがとうございます🙇‍♂️

 





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