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無印良品ととらやの羊羹

「かつてデザインは、 平等の名のもとに優れたスタンダードを生み出す役割を担ってきた。 しかし高度成長を経て、 目先の商品を売るための手段に成り下がった。 私はデザイナーであることを恥じている。 これから提案するのは、 目先の経済ではなく、 栗の木を植えその木が成長し、 やがては人々がその実を味わい、 木陰で憩えるような、 長い目で未来へと持続するプロジェクトだ。 企業はそうした視点を持つべきではないか」
引用元:株式会社良品計画プレスリリース「ATELIER MUJI GINZA 限定羊羹 販売のお知らせ」

上記、無印良品のプロジェクト「栗の木プロジェクト」でのエンツォ・マーリの言葉がきっかけとなった共同開発とのことです。

パッケージのグラフィックと羊羹の文様の連動性が美しいですね。パッケージの抑えたトーンが無印良品らしさを表現しているように感じます。

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とらやには元禄時代や大正時代に描かれた菓子見本帳が残っているそうで、今でも菓子づくりの参考にしているそうです。

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