珍しくドハマリ『大豆田とわ子と三人の元夫』から、心赦されたセリフ
テレビをあまり見なくなって、連続ドラマもほぼ見ていないこの頃ですが、今クールは珍しくドハマリしているドラマがあります。
それが、松たか子さん主演の『大豆田とわ子と三人の元夫』。
クセ強めの三人の元夫さんたちも、ちょこちょこ登場する周囲を固める人物たちも、とにかくどれをとっても素敵なのですが、突如飛び出す大豆田とわ子の鼻歌アニメソングがたまりません。
第1話では、なんと入浴シーンで、DRAGON BALLの初代エンディングテーマ、「ロマンティックあげるよ」。
アニメ放送がスタートした当時、小学6年生だった私は、ブルマがメインの映像から流れるこの歌に、衝撃を受けました。
少年向け冒険活劇という位置付けのアニメで、こんな大人っぽい歌が流れるなんて~といたく感動をしたのです。
そして何より直近の第9話では、タッチ第2期オープニングテーマの「愛がひとりぼっち」。
言わずと知れた『タッチ』の主題歌といえば、多くの方が第1期の「タッチ!」が思いつくと思うのですが、それ以外にも数々の名曲があり、個人的には「愛がひとりぼっち」大好きでした。
だから、まさか大豆田さんがこっちをチョイスしてくれているとは~(実際に松たか子さんが選んでいるかどうかはともかく…)となって、思わず一緒に合唱。
そしてそして、何より毎回飛び出す心に響くセリフ。
第7話で小鳥遊さんが言っていた「人生には2つ”ルール”がある」という話。
1つは、亡くなった人を不幸だと思ってはならない
そしてもう1つは、生きてる人は幸せを目指さないといけない
ここで大豆田さんは無意識に涙を流し、そして多くの視聴者の方々もそうだったのではないかと思います。
が、実は私はその前のセリフ時点で既に涙腺が崩壊していたのです。
それは…
人間にはやり残したことなんてない。
時間は過ぎてゆくものではなく、別のところにあるもの。
その時その時を人は懸命に生きている。
5歳のあなたと5歳の彼女は今も手を繋いでいて、今からでも気持ちを伝えることができる。
あるのは、その人がどういうひとだったか、ということだけ。
離婚して、そのこと自体に後悔は全くないのですが、娘の親権を譲ってしまったことだけはずっと心の中に残っていて、私は人生をかけて悔い続けなければならない、それが私の『罪と罰』なんだと思っていました。
でも、このセリフで、娘と2人で過ごした日々、大好きなパン屋さんに毎週土曜日に通ったり、学童にお迎えに行って嬉しそうにする笑顔だったり、あの頃にいつでも戻っていいんだと思えたのです。
そしてこれを書いている今も、すぐに彼女を想って涙を流せること、そうしていいと言われているように感じたのです。
やり残したことが何もない、なんて言える人は恐らくそういないのではないでしょうか。大なり小なり、後悔の念をちょっとずつ抱えながら人は生きていると思います。
でも、どんな人でも、それが倫理的に外れるような行動であっても、人はみんな懸命に生きているのだと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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