見出し画像

会社辞めて、石垣島に行ってきた~③石垣島最北端

【4日目】
早朝、どえらい大きな音で目が覚める。
船が一斉に港に入ってくる音だ。
数隻ではなく、
次から次へやってくる。
カウントしていたら
20隻は超えた。

漁の船ではなく、
観光に使う船のようだ。

修学旅行生が乗り込んでいる。
ウエットスーツ着ている。
修学旅行でダイビングするんだ。

私の時代は
奈良京都。

さて、今日はレンタカーで
石垣島最北端を目指します。

後半の2泊は人のいないところへ行きます。

まずは、大きなスーパーで買い出し。

お宿で飲むお酒、
地元のおつまみ、
サングラスを忘れたので
安いサングラスをお買い上げ。

次に向かうのは
石垣島といえば、
川平湾。
きれいでございます。
写真にすると
なお、いいです。

川平湾

川平湾に沖縄そばのお店があるとのことだったので
行ってみるが
お休み。

車を走らせていれば
何かあるさ、と思い
県道79号を北へ向かう。

本当にいい道でございます。

しかし、ご飯を食べれそうなお店がない。

もちろんコンビニなんて、ない。
空腹も限界、と思ったところで
左手に小さな看板発見。

坂を下りていくと
そこにはペンションが1軒。

ランチもやっているとのこと。

くつを脱いで
お邪魔します。

ソーキそばをいただきます。

美味しいです。

”沖縄そば”のお店とはちょっと違って
地元のご家庭のおそば、といった感じ。
お出汁の味が
家庭の味、とつくづく思う。

お腹も満たされ、
ドライブを続ける。

この道は、
今まで走ってきた道の中でも
ベストルートだな、と
独り言を言いながら運転。

北海道と沖縄の道は
運転が楽しい。

県道の終点地点に
今日明日と2泊するお宿がございます。

14時に到着。

荷物を部屋にいれる。
部屋は広い。

ベッド以外
置かれているものは
ほとんどない。
テレビもない。

でもジャグジーがある。
目の前は海、だ。
まるで映画の世界。

ジャグジーからの海

さて、浜へ行こう。

ホテルの方に
森の先に
プライベートビーチが
3つあると教えてもらう。

森、というかプチジャングルを
5分歩くと1つ目のビーチ。
10分で2つ目、15分で3つ目がある。

本日は5分のところのビーチへ。

浜は幅30メートルくらいだろうか。
岩と浜と海と空と雲、そして鳥。
それしかない。
30メートル沖に泳ぐと
潮の流れが強くなる。
浜から20メートルくらいのところで
バシャバシャと泳ぐ。

海で泳ぐって
久しく、やってなかった。
沖縄本島にはよく行くのだけど、
海には入ったことがない。
プールばっかり。

浜では、
なんか、ずっと笑ってた。

だって、人工物なんて
視界に全く入らないのよ。

自分以外の人間もいないの。
音も波と鳥の声だけ。
鳥の声に本土では聞きなれない声が
混ざっているのはご愛敬。

気が付いたら
17時近くになっていた。

プチジャングルを注意して
戻る。
だって、ジャングルの獣道に
小さな看板があるのです。
“ハブに注意”って。

ジャグジーに入る。

ジャグジーからも
海と空が
一面に広がる。

夕飯はフレンチ。
創作系ってやつですね。

宿泊者は
私をいれて
3組。
1組はご夫婦。
石垣島の方で、
お休みでのんびりしにきた、とのこと。

もう1組は、女性の一人旅。
そして、私、おじさんの一人旅。

アルバイトの方が、
1組1組に声をかけて
お話をする。
気遣いですね。
たどたどしくて、非常にいいです。

お食事もいいコースです。

海に沈む夕日を見ながら、
楽しむ食事。
最高のロケーションです。
そして、そのロケーションを壊さないお料理。
よき、夜でございます。

石垣島で星を見るぞ!
と思っていたが、
なかなかいい感じの星空には出会えなかったので
本日は期待です。

部屋に“月没”の時間が書かれている紙があります。

月が明るすぎて
星が見えないのです。

朝3時過ぎに起床。
月が沈んで、太陽の明かりが漏れてくるまでの
時間が星の見所です。

はい、空一面の星でございます。

幸せな気持ちになれます。

二度寝から起きたら
いい日がスタートできそうです・・・


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?