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インセプション


突然だけど、インセプションっていうクリストファー・ノーラン監督の映画が好き。
クリストファー・ノーランは結構有名なので知ってる人も多いと思うけど、インターステラーとか特に見たことある人多そう。壮大な愛の物語なのでご興味ある方はぜひ!

ざっとネットで拾ってきたあらすじはこんな感じ。

他人の夢からアイデアを盗み出す企業スパイ・コブは、その才能から国際指名手配を受け、さらに妻の殺害容疑もかけられていた。そんなある日、サイトーと名乗る男が、彼に風変わりな依頼を持ちかける。それは、コブが得意とするアイデアの盗み出しではなく、ターゲットの潜在意識にアイデアを植えつける「インセプション」というものだった。コブは任務の危険性を理解しながらも、それが最後の仕事と引き受け、屈指のスペシャリストたちと共に夢への潜入を図る。

Googleの概要で出てきた

設定が少し難しいんだけど、とにかく面白い。基本夢の中に入って任務を遂行する映画なんだけど、最後のシーンがとても好き。解釈が別れるシーンだと思うけど!

物語って自分が共感した部分があると特に特別なものになる。過去に自分が体験したこと、感じたこと、また似たような場面が登場人物により引き出されると、読者はその物語に強い思いを抱くようになる。物語を作る上で面白いとは何かというものに何回も壁に頭をぶつけて嫌になるが、結局面白いとは感情が動くこと、これに尽きる。なので自分に共感したり、過去に類似した出来事があると感情移入しやすくなるのだ。

話を戻してなぜインセプションが好きなのか。ここまで前置きしたので、ほぼ言ってるようなものなんだけど、私が当時この映画の主人公と似た状況だったからだ。思いっきりこの映画のテーマに惹き付けられてしまった。
というのも、この映画を見たのが去年の10月あたりだったんだけど、メンタルが酷く落ち込んでいたので暇さえあれば寝て、起きたらまた寝て、悪夢で寝るのが嫌になり、現実も嫌だ、とりあえず寝るしかない…という状況で私自身、現実と夢の境界線がだいぶあやふやだったのだ。その時にこのインセプションという、まさに現実と夢を行ったり来たりの、これは夢なのか現実なのか?!といった世界が自分の状況と一致した。そこから私はひたすら寝るのをやめて、ひたすらこの映画に居場所を求めることによって、寝逃げをやめることができた。

久しぶりに思い出して急に書き出したので、何を書いてるのか分からなくなりそう。
またインセプションみたいな映画に出会いたいな。

あ、ちなみに寝逃げは悪夢を見やすいのでキツい。でも寝逃げよりも楽な逃避の仕方を未だに見つけられない…

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