見出し画像

Préparation【S-2】 お庭と野鳥と暮らし

先のイントロダクションでも示した通り、下記の3つの項目について書き溜めていく。
【S(aggese)】今後も残したい習慣、風俗、風習、あちこちのお母さんやお父さん達から聞いた生活の知恵をエピソードと共に残す
【S(ante et )B(eaute)】食養やセルフケアに関する情報をまとめる
【N(ouveau)】起業に関するアイデアの素

お庭と暮らし −鳥との関わり−
 さて、お江戸の真ん中にあるN家宅であるが、おじいちゃまとおばあちゃまが初代東京とのこと。 お庭には様々な木があり、お隣には杏の木もあったとか。理由は様々だろうが、実のなる木を必ず植えるのは東京も田舎も同じなようだ。ちなみに、茨城県というか水戸周辺は、徳川斉昭が飢饉に備えて実のなる梅の木を植えさせたといわれている。
 お料理に使ったお肉の脂身があった時は、庭木のちょっと目立ちにくいところにそれを括り付け、オナガやシジュウカラ(共に雑食)を呼んだのだそう。目立つところに下げておくとカラスに見つかりすぐに食べられてしまうから、見えづらいところに下げるのがコツだとのこと。他には、駐車場の横に赤い実をつける木があって近所の鳥のレストランになるそうだが、たらふく食べた後は車の上に紅いお代金を置いていくとのこと。愚痴りながらも木を切らないのが優しい。
 鳥のため、鳥を呼ぶ為、理由は色々あるだろうが、そこにいる他の生き物との共生につながる生活のあり方はとても自然で温かいと感じる。
こんな素敵なサイトを見つけた。

 開拓して、整地して家を建てたということは、元の住人の場所を奪ったということ。違う形で還元できるのが良いのだろうし、笠間の山村に住む知り合いはこれを実現させている。この話は、後日改めて。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?