安達としまむら

安達としまむらss、安達としまむら99.9読みました。
最高ですね。いやほんと。
いま英検の勉強中で、それが終わったら読むつもりだったんですが…欲に負けて普通に読みました。

フィクションの世界なのに羨ましいなぁ思ってしまうくらい相思相愛で。
安達が笑ったときに、しまむらが泣きそうになる描写があるんですよ。
自然に笑うのが上手くなっていく過程を一番近くで見てきた背景があって、しまむらも込み上げるものがあったんだろうね。

ちなみに、安達としまむら99.9はBlu-ray特典の小説が収録されておりまして。ずっと読みたかったのでこれは本当に嬉しかったです。安達としまむらの死後の世界が書かれているんですが、これまた泣いちゃうんですよ。

安達に先立たれたしまむらが脳内安達と会話したり、ゲームのパーティを高校時代のいつメンで組んだり、眠るのやめて暗い中でゲームの続きしちゃったり。
だから、安達と再開できたしまむらが本当に嬉しそうで。
よかったねぇってなりますよね。

ちなみに、安達としまむらが初めてキスする描写もありました。めちゃくちゃアグレッシブでした(笑)
また、温泉旅館にいって卓球するシーンで、安達が一瞬、しまむらを好きになる前の安達になるんです。それを見てしまむらがね。愛を叫ぶんですよ。
このシーン、超好き!ってなりました。

もうひとつ、今回の小説のもう一人の主役、安達母。
小説の一部は入間先生のブログで掲載されていた短編です。
それと合わせて今回の安達母目線の話を読むと、安達母が一層のこと愛おしくなりますね。

安達がしまむらと同棲を始めるにあたり実家を出るとき、安達は安達母と一言二言しか交わさないんですよ。
お互い、もうこの家には戻らないだろうとわかってるのに。
ただ、安達母の前では萎縮する安達も、しまむらの前で笑う安達もみんな同じ安達で。安達母が安達の幸せを少し違う形で願うのは、自分に似ている安達が自分とは違う幸せのあり方を探し出せたことに安堵したのからなのかなと。

安達母がしまむらに、頼むわね、と言うんです。
でもしまむらがきちんと、
世話をするわけではなく一緒に暮らしたいから暮らすのだ、と反論してくれたのは、安達母はとても救われたんではないでしょうか。

安達母が本来なら与えるものをしまむらが安達に与えている。
その事実が、安達母にとって衝撃だったのかなぁと思います。

それがあって🐘。ぞう。
しまむらも嬉しそうでした。
安達の幸せはしまむらの幸せなんです。

安達→しまむらへの愛の伝え方がまっすぐに対して、しまむら→安達への愛の伝え方は照れ隠しもあって可愛いです。

最後、12巻で終わりらしいですが、待ち遠しいですね。
では!

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