見出し画像

本を開く。

あれ、気がついたら10月終わり…
日記100、今週はサボってます。
先ほどシュークリーム食べて、書く気になった。

2023.10.26(木)
じつは法律も時々勉強したりしている。
実家が抱える相続についてのややこしい事案に少しでも対処できるように。詳しく書くと、エグい話になるので細かいことは割愛。

そのことはここ3年ほどずっと黒いものとしてあって、
それに心身を持っていかれないように、私も親たちも気を確かにして対処している。旅行に行ったり、楽しく食事をしたり、私は本を読んだり短歌を詠んだり。

不条理なことに母が巻き込まれている、と思う。
そして、祖母の尊厳が踏みにじられた諸々の出来事を考えるとしんどくなる。もはやこれは小説なのか?という出来事がここ3年起こって、私はこれを考えはじめるとへとへとになる。

私と母と父だけで祖母を見送った。
私たちはすごい覚悟だった。
月詠のいくつかに祖母の歌も詠んでいる。
でも祖母については詠めないことの方が多い。

介護や成年後見人制度や看護や法律について、コロナ禍を含めこの時期にすごい勢いで知らねば間に合わないことが多かった。たぶんもっともっと時間が経って、この時期に起こったことを書いてまとめようと思う。

今は書けない。詠むことも。

今週は、そういうことに気持ちを覆われかけ、さらに仕事も慌ただしく。そしてパレスチナの暗いニュースも見て、気持ちが消耗しかけた。今日は頭痛もあり、いよいよダウンしかけそうだったので、昼から休みをとった。倒れるわけにはいかない。

家に帰って、しばらく休んで本を開く。
時々逃避もしたくなる。本の森へ。
偶然にも先週買った本がとても素晴らしく、心はその黒いものに覆われることなく夜を迎えた。

波瀾万丈すぎやしませんかね、母よ。
私はそれをサポートするのに時々疲れる。
疲れるけれど、ほっとくわけにもいかない。

ただ、日々のしごとでの若者とのやりとりや、詩歌の人とのつながり、良き本屋さんで本を選ぶ楽しみや、絵画教室の人たちとの創作の刺激、それらの明るさが人への信頼を損なわずにいられる。

ほんとうに不条理なことに明るさも暗さもない。黒いものという表現も的確ではないかもしれない。

闇でさえあたたかいものとして感じられるというのに。

人が嫌になりそうでこわいから、本を開く時もある。どんな時も黒いものに呑まれずに、また読むこと、書くことをはじめよう。


んー、ちょっと今日は重い話になったかな。

ほんとうに、だいじな人たちはだいじにしようね。

世の中の不条理はすべて滅んでしまえばいいよ。

さて本の続きを読もう。