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2020食事と短歌日記 8月17日〜8月23日

8月17日(月)晴

暑い。お盆を過ぎたら暑さが弱まるかと思ったのに。むしゃくしゃして、帰りにソースカツ丼を買って帰る。本当は新鮮な野菜が食べたい。ベビーリーフたっぷりのサラダ。野菜が高い。

8月18日(火)晴

スーパーのお寿司。小さいやつ。暑いなあ。鼻づまりが気になって耳鼻科に行くと空いていた。耳もみてもらって耳の聞こえがよくなる。信号待ちしてたら、白い花が風にこぼれていた。花の名前はわからない。夏の花。夜は熟睡した。

8月19日(水)晴

チョレギサラダが好き。お昼はサラダとおこわいなり寿司にする。ずーっと晴れだなあ。夕立も来ない。夕方の光が山の方からきて、なにかを連れて行った。蕎麦と、アボカド、トマトを切って食べる。録画してた諸々を見て満足。少し暑さにやられる。

8月20日(木)晴

朝からオンラインについての諸々を勉強する。昼から休みをもらって、気になってた本屋さんへ。詩集を一冊買う。地元の美味しい食堂のしゅうまいランチを食べる。子どもの頃から変わらない味。からしをつけて、ソースで食べる。中華そばは、おそらく魚介のしみじみした味わい。会計のところにいつもの年輩のおばさんがいて、安定の味とお店。新しいリュックサックも買う。今日買った詩集は、探していた尾形亀之助『美しい街』(夏葉社)。軽妙なようで泉が湧くように詩の一行が輝く。

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8月21日(金)晴

夕立がきそうなところで来なかった。泣きそうで泣かない子どものような空だ。少しずつ涼しくなっている、と思いたい。お昼はきのこご飯と豚汁、茄子の煮浸しなど食べる。午後7時前の空が桃色で綺麗だった。こうして季節は巡るのだと思う。夜はサッポロ一番塩に野菜を入れて食べる。昨日今日とカロリーオーバー気味。ジブリのコクリコ坂がテレビで流れていて見入る。ところどころ戦争の影響が描かれていて、なるほどと思った。ジブリ作品はほぼ見てるから、倫理観や世界の見方の何割かはジブリから影響を受けてると思う。夜、古民家について思う。

8月22日(土)晴

隣の市まで葡萄を買いに出かける。葡萄ストリートかと思うほど葡萄直売所がたくさんあった。美味しい葡萄を入手。作るのが好きだと店のおじさんが言っていて、感心する。いろんな種類の葡萄を味わう。昼はエビフライ、揚げ茄子の大根おろしがけ、冬瓜の煮物。夕方、祖母宅の片付けをする。台所の掃除。根気がいる作業だと思う。晩ご飯は餃子、もやし炒め、味噌汁、豆腐。家の掃除もする。今日は掃除デーだった。

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8月23日(日)晴 少し雨、狐の嫁入りか

近所の友人に葡萄のおすそわけに行く。親しい人との食べものの交換は素敵だ。買い物へ行く。スーパーに行くと人が多くて、コロナ以降、スーパーにアミューズメント要素を求めていく人が増えた気がしなくもない。美味しそうなクリームパンを買う。インテリジェンスキーの電池交換で車屋さんへ行き、ミルクティーを飲んで待つ。日曜日だからここもお客さんが結構いる。日照雨に遭う。狐の嫁入り。きらきらする雨。地蔵尊ののぼりが見えたから、この雨になんとなく納得する。実家で昨日もらったいちじくのジャムを食べたくてヨーグルトを買う。美味しい。旬のものが食べられるのが一番の贅沢だと思う。ずっと前に録画していた志村けん追悼番組(全国をまわって名産を食べたりする番組だった)を見て、しみじみする。今月でさんちかの風月堂の喫茶室が閉店とか、年末に三宮東急ハンズが閉店とか、あるものがなくなっていくことについて思う。待ち合わせや、歌会後のクールダウン、思い出が残る場所が街にはある。こういう変化もコロナと関係しているのだろうか。あるものはずっとあるわけではないのだ。夕方眠くなって2時間寝る。夜はきつねうどんと煮豆とトマトの卵炒め。常備菜に茄子とピーマンの挽き肉味噌炒めを作る。岬多可子『あかるい水になるように』(書肆山田)をゆっくり読む。今日届いた句集、生駒大佑『水界園丁』(港の人)もページをめくってみた。これはじっくり味わいながら読みたいと思う。そういえば桃ゼリーがあるから食べよう。