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【往復書簡】プレ介護・をちこち

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プレ介護の親を持つ50代による、往復書簡スタイルの共同マガジンです。運営するレラ&午後うららは高校時代の同級生。「をちこち」とは古語で「あちらこちら」の意味。あちこちで起きている…
運営しているクリエイター

#交換日記

【往復書簡 エッセイNo.26】出逢いと別れの3月

うららちゃん、こんにちは! 暖冬で春はすぐそこと思っていたのに、寒い日が続き、菜種梅雨は…

rera
7か月前
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【往復書簡エッセイ No.25】理想の葬儀はどんなもの?

レラちゃん、こんにちは! ご両親にとって、2つの旅に触発されることが多々あったことでしょ…

午後うらら
9か月前
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【往復書簡エッセイ No.23】プレ介護の現在地・父親編(その2)

レラちゃん、こんにちは! お父さんとお母さんがご自分たちのできる範囲で ”お二人の” 旅の…

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【往復書簡エッセイ No.21】99歳の野望

レラちゃん、こんにちは。 よくぞ、ご両親を連れてご旅行なさいました! と改めて思いました…

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【往復書簡エッセイ No.19】リアルだと母に寛容になれると気づいた話

レラちゃん、こんにちは! ご両親を伴っての青森・山形旅行、お疲れさまでした。レラちゃん一…

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【往復書簡エッセイ No.17】高齢親のお金の管理~消えた魔法のカード

レラちゃん、こんにちは! ご両親との青森・山形への旅。お二人の「遠足の前日」みたいなワク…

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【往復書簡 エッセイNo.16】本当に出発できるの?~父のふるさとを巡る旅~

うららちゃん、こんにちは! 俵万智さんの短歌は、すうっと情景が浮かぶ句が多いですね。 「これが最後かもしれない。」ことばにすると、妙に生々しくなってしまうけれど、時間って、最後と最初がくっつき合いながら流れていくものですよね。だからやっぱり、いろんなことを愛おしく思って生きていきたいなあと、最近よく思います。 さてさて。うららちゃんにもお話したように、ついに父のふるさとに向けて旅が始まろうとしています。実家にたどり着いたのですが、出発は明日だというのに・・・。 【往復書

【往復書簡エッセイ No.15】いつだって最後かもしれない

レラちゃん、こんにちは。 大切な人たちの相次ぐ旅立ちは、ご両親も、レラちゃんも、お辛いで…

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【往復書簡 エッセイNo.14】スターゲイザー

うららちゃん、こんにちは! お父さんのケアで連日忙しい日々を送っている様子が伝わってきま…

rera
1年前
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【往復書簡エッセイ No.13】プレ介護の現在地・父親編(その1)

レラちゃん、こんにちは! 調整役、お疲れさまです。日常には想定外がたくさんあるものだけど…

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【往復書簡 エッセイNo.12】一人っ子の「調整役」は続くよ、どこまでも。

うららちゃん、こんにちは! お母さんの本心をお父さんのいないところでうららちゃんに吐露さ…

rera
1年前
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【往復書簡エッセイ No.11】母の本心とつながった話

レラちゃん、こんにちは! おばあちゃまのヒミツの恋バナに、涙腺が緩みました。浅き夢見し……

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【往復書簡 エッセイNo.10】初恋は秘めておくもの

うららちゃん、こんにちは! 伯父さまが写真に添えたことば、伯母さまのことを「乙女」と呼ぶ…

rera
1年前
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【往復書簡エッセイ No.9】乙女がおばあさんになっても

レラちゃん、こんにちは! お父さんが周りとのコミュニケーションを諦めてなくてよかったです。ふとした気づきが、変化のキッカケになることってあるよね。 私も両親それぞれの衰えについて、なぜここまで放置したのか……と思うことも。その件は、いずれまた改めて。 今回は、親のプレ介護の悩みから少し離れて、山あいの小さな町へ行ってみませんか?  乙女がおばあさんになっても数年前、母と九歳違いの兄である、伯父のお墓参りに行った。七回忌を過ぎたころのことだ。 関東地方のその町は、周り