【往復書簡 エッセイNo.16】本当に出発できるの?~父のふるさとを巡る旅~
うららちゃん、こんにちは!
俵万智さんの短歌は、すうっと情景が浮かぶ句が多いですね。
「これが最後かもしれない。」ことばにすると、妙に生々しくなってしまうけれど、時間って、最後と最初がくっつき合いながら流れていくものですよね。だからやっぱり、いろんなことを愛おしく思って生きていきたいなあと、最近よく思います。
さてさて。うららちゃんにもお話したように、ついに父のふるさとに向けて旅が始まろうとしています。実家にたどり着いたのですが、出発は明日だというのに・・・。
【往復書