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日本のガスメーターはすごい!

初めまして
ガスを利用していていても、その仕組みについてよく知られていない方が多いので書きました。私は、集中監視をほぼ全てのLPガスメーターに取り付け、ガス事業を運営してきました。その経験を皆さんに紹介します。

日本のガスは、安全・安心機能に優れたマイコンメーターでガスの供給を支えています。
そして、ガスメーターは、地震の多い日本の環境に合わせて、その安心・安全性は、災害時に特に発揮されます。
その機能について紹介すると、
1、ガス漏れを発見する。
2、ガスの消し忘れを発見するとガスを遮断します。
3、ガスを使用中に震度5以上の地震が起きるとガスを遮断します。
4、ガスの異常状態を発見すると事故防止のためにガスを遮断する。
5、普段ガスを使用する人が、72時間以上ガスを使用しないときに通報する。(
見守り機能。集中監視の設置が必要)
ガスメーターには、以上のような機能が標準で装備されています。
見守り機能をお知らせするためには、ガスメーターに集中監視端末の設置が必要 となります。

ガスメーターには集中監視端末を取り付けることができます。この装置をつけているガス屋さんが増えています。
集中監視は、ガスメーターに集中監視端末(NCU、LPWA)を設置、電話回線を使用してご家庭のガスの状態を24時間、365日監視します。
集中監視を取り付けている場合、ガスの使用状態に異常を発見すると、その通報がガス屋さんに届き、ガス屋さんは、ガス利用のお宅に「今ガス止まっていませんか?」という電話をかけています。
そんな経験をした方もいるのではないでしょうか。
「事故(火事)にならなくて良かった」と思った方もいたのではないでしょうか?
集中監視は、ガスメーターの情報を通信回線で知らせる優れものです。
ご家庭でガスが使用できない状態など、「なぜガスの火がつかないかな?」などと不安になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな時は、ガス販売店に電話連絡をして知らせてください。
適切な対応を教えてくれます。また、集中監視がついているとその操作状態もガス屋さんが把握し、メーターから通報を受けるシステムで対応してくれます。
この集中監視は、ガスの検針も行ってい、ガス欠防止を行い、適切なガスボンベの交換するシステムに活用されています。

電話回線から携帯電話回線に移行


集中監視は、ご家庭の電話回線の使用から、携帯電話網を使用するシステム(LPWA端末タイプ)になりました。
このLPWA端末は、ガスメーターの情報を利用して、ガスを利用する生活に便利さと、安心・安全な生活を提供します。
まだ、ガス会社さんによっては、このシステムを採用していない販売店もありますが、安心・安全な暮らしのために取り付けてもらいましょう。
次回、集中監視=LPWAについて
詳しくは、LPガスサポセン
https://lpgcom.com

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