続・本の散歩 4/69@渋谷区 道元坂

画像1 『モヤモヤの正体』尹 雄大。小学5年の時、家庭科の教師に激しく抵抗したことがあった。児童に対する一方的な態度に業を煮やして食ってかかった。うまくコトバには出来ないけれど、そのまま済ますわけにはいかないと子どもながらに覚悟してのことだった。いつからかコトバにならぬ憤りをテキトーにやり過ごすようになった。それは果たして成長か?本書は胸の内の様々なモヤモヤを、粘り強く掘り下げる社会学×心理学→哲学。どう形容すればよいかわからぬオモシロさ。モヤモヤを掘り下げた先に見えるは闇か光か。緊急事態宣言下の街で。

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