続・本の散歩 3/69@静岡市清水区 日本平

画像1 『神のちから』さくら ももこ。やっぱ天才だな~と思う。こんなバカくだらない話を描けるのは天才くらいしかいない。もう恥ずかしいくらいだ。30年前初めて「ちびまる子ちゃん」を見た時、無性に懐かしくなった。道理で郷里の清水が舞台だった。地方のなんでもない町のなんでもない日々をなぜにあれほど鮮やかに描けるか。本書はさくらももこのさらに無軌道なバカっぷりが楽しめる。「神のちからっ子新聞」も必読だ。バカであること意味のないことが人間の領域をはるかに超えていく。もはや尊し。清水と言えばこの景色かな、日本平にて。

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