続・本の散歩 55/69@福生 横田基地近く

画像1 『路上』ジャック・ケルアック。1950年代のビート・ジェネレーションを代表する本書を論じられるほど米文学や文化に明るいわけではない。この小説を今読んでその面白さが分かり得るとも思えない。空気や思想を同時代に吸い込み体感してこそ分かる類の文学。が、かれこれ40年近く前からわたしは高橋幸宏と鈴木慶一によるTHE BEATNIKSなるユニットを通してビート・ジェネレーションに間接的に触れてきた。ざっくり言うなら〈自由こそを命の糧とし、ありきたりなことを嫌う人々〉か。大好きだ。横田基地近くのアメリカ風な路上で。

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