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余白

4/13
関西へ。
京都でいつも良くしてくれるお嬢さんと撮影。


大阪では、自分1人だったら絶対に泊まることがない、泊まることが出来ないホテルに泊まる。今日から二泊三日はここが寝ぐらになる。
普段はフローリングに布団を敷いて寝ているのでベッドは落ち着かない。
私の大切な布団は主人の帰りを待ち侘びているに違いない。しばらくは帰らないと知ったら枕を濡らしてしまうことだろう。可哀想だ。

ホテルの近くにコンサートホールがある。今日はそこでライブがあるようだ。コンサートホールに向かう人たちの表情は晴れやかで、今からの時間を楽しもうという気概が溢れて見えた。

撮影が終わったので散歩に出る。知らない街を歩くのが好きだ。
脚が動いて前に進んでいるのに、過去ばかり振り返ってしまう。

4/14

いつも撮らせて貰うお嬢さんたちと撮影。
良い天気で、部屋は瀟洒で、お嬢さんたちは美しく、楽しい撮影だった。

夕方からは村田兼一さんの展示へ。
夜ご飯は神戸のカレー屋ドミロンさんで食べる。
ドミロンさんと、「精神的な無理は全く効かないけれど、好きなことだったら頑張れる。好きなことを仕事にして大変楽しい。」というような話をした気がするが、会えたのが嬉しくてあまり思い出せない。


4/15

豪華なホテルを退去し、永遠嬢様と合流。講習会に連れて行ってもらう。

性生活に対する悩みが十人十色だと実感した。一人一人の悩みを解決することは出来ないけれど、私が自分の欲と向き合って解放していく姿が誰かの何かの支えになれていたらいいなと思う。

4/16


アルカディアさんの20周年イベントへ。場所は御園ユニバース。

永遠嬢様とりゅうくん、そして脚本のAちゃんの3人のおかげでこんな大きいイベントに呼んでもらえた。感謝の気持ちを胸に舞台に立つ。
名古屋勢や友人たちを会場で見つけるたびに、心がほぐれた。
なんというか、生きててよかったと思った。

4/17
大阪から帰ってきて、自分の布団で寝た。
布団がほんのり湿っていたので、やはり私の不在が寂しくて泣いていたのだと思う。

今回の関西出張で改めて実感した。全く知らない人や自分と考え方が異なる人の話を聞くのが好きだ。生き方や新しい選択肢を選べるきっかけになる。ただ、たまに紛れ込む悪人の意見はすぐに忘れることにしている。信じやすくて単純なので、染まってしまうのが怖い。

4/19


前から大好きだったカメラマンさんと撮影。勇気を出してDMをして良かった。

レトロなラブホに連れて行ってもらう。天才はこうやって写真を撮っているのか・・・と勉強になる。

4/20
今月の大仕事が終わる。
店舗の撮影を任してもらったのだが、かなり緊張した。20人近くのお嬢さんを撮影した。怒涛の毎日を一区切りできた。

気が緩んだのかとても眠たくなる。帰宅してすぐに寝た。

4/23
あれから眠たくて仕方がない。
「ストレンジャーシングス」を今頃になって見始めるも、すぐに寝てしまう。寝落ちしてしまい、目が覚めたら何やら確信的なシーンだったため、慌てて眼鏡を外した。最近は眼鏡をかけたまま寝てしまうことが多い。私はもしかしたら寝返りをほとんど打たないのか?
週に二度ほどかけたまま朝まで寝ているが、いまだに壊れていない。

4/24
4月ももう終わりだと気付く。
仕事以外では何の役にも立たない可愛いだけの人間として存在したいのだが、今月は仕事ばかりしていた。美しい無力な生物としての自分も全うしたい。
この調子ではただの真面目な仕事が出来る美人になってしまう。そんな重荷は背負いたくないのだ。寝る前にアイスを食べた、寒かった。

4/25


朝から晩までお嬢さんたちを撮る。毎日写真を撮る事ができて幸せ。
久々に1人でシーシャ屋さんに行き、作業しようかと思うけれどやめる。少しでも堕落しないと今日も完璧なまま終わってしまう。ドーナツを食べながらシンプソンズを見た。

4/26


4月は毎日楽しい予定があった。1日が6時間しかないのでは?と思うほど時間が足りなくて焦った。これからも賑やかに過ごせたらいいな。
自分が幸せに過ごすためなら何だってしよう。余力があるときは好きな人たちに尽くそう。

4/29


弟夫婦の記念写真と、友人の家族写真を撮る。
久しぶりに実家にも行く。両親に歓迎され、わがままを言いたい放題言って甘えてくる。これも不良長女の務めなのだ。

4/30
永遠嬢様の講習会の助手をする。
最近はホットヨガを再開したり、楽しいことに忙しくて余計なことを考える暇がないからか、ますます気持ちよくなれるようになる。

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