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天然社長物語 そのニ

1000日修行4日目
天然社長の天然ぶりを書いていけば、余裕で1000日書けそうだが、色んな話しになると、意外と良い事も時々言う…い、いや、かなり言う(隣でどつかれた)。

今日も、こんな場面が。

今夜私は銀座に友人とライブを聴きに行く予定だった。そうしたら、午前中2人でお茶を飲んでいる時に、その友人から急に実家に帰らなければならず、今夜行けなくなった。別の友人も行くので、しじさんはどうぞいらして下さい。もしくはキャンセルでも、どちらでも、と連絡が入ったのだ。

このミュージシャンのライブは、10月末に初めて聴きに行き、良い声のシンガーだが特にファンという訳ではなく、今夜もライブの後に友人と話すのが楽しみで出かけようと思っていた。だが、彼女が来れないなら家で仕事をしていたい。なんて言って断ろうかなぁと、思わず口に出していた。

それを聞いた天然社長が、おもむろに口を開いた。

「しじみさん、ベストな断り方は理由を言わない事ですよ。」

天然社長曰く、断りを入れる時って何となく申し訳ないなという気持ちがどこかにある。だから、理由をつけたり言い訳したり、更には小さなウソをついてしまったりする。
ウソをつけば、誰かに見られたり、後からどこかで辻褄が合わなくなったりして、信頼を無くす。
理由をつけると、そちらの件が自分より優先されていると言う失礼な事になる。
それだったら「ごめん、やめとくわ!」と言って、断れば良いのである。

相手にとっては、行くか行かないかが聞きたい事であり、別に私の理由を聞きたい訳ではないのだと。

なるほどである。

更に、社交辞令の「行きたかった!」もダメ。
本当に行きたかったなら別だが、そうでもないのにそう言う事で、そのお誘いはまた次回繰り返されるからである。面倒な上に、お互いの時間の無駄。

なるほどである。

そして私は、理由を一切述べずに今夜のライブはキャンセルしたのだった。全てスムーズ、パーフェクトであった!天然社長パチパチ。

…だが、天然社長のネタ元は、中田のYouTube大学だったとだけはお伝えしておこう。。。

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