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【きのうのにっき】7/14


今回は、7/2の日記で書いた

ジュエリーブランドで販売の仕事を

していた頃について、今一度考察してみる。


まず、日記にも書いたように

今まで色んな場所で働いてきた中で

一番充実した時間を過ごせたと

思っているのがこの頃だった。


まずはその理由を振り返ってみる。

<理由>

仕事を通じて新たに好きなものに

出会えたから。

そういうものを商品として

販売することが楽しくて、

それが売れるととても嬉しいから。


入社前からブランドのファンだった

というわけではなく、

むしろ私はジュエリーそのものに

少し疎いくらいだった。


でも「お店のblogを更新する」という

ルーティーンワークがきっかけで

商品やブランドへの探求心が膨らみ、

接客自体がどんどん楽しくなった。

そして、プライベートでも

ジュエリーを身に着けるようになった。

今振り返ってみて、この頃は明らかに

幸福度が高かったことが分かる。


私は、自分が好きなものを

販売することが好きなのであって、

何を売るかは私にとって

とても重要なことだった。


それなのに、働き続けているうちに

自分は「販売」そのものがとにかく

好きなんだ、という思い込みをしていた。


今まで知らなかった

ジュエリーの世界に足を踏み入れて

偶然好きになれてラッキーだった、

その程度にしか捉えていなかったから、

自分の中での大事なポイントを

見落としてしまったように思う。


実際に、その後始めた子供服販売で

商品に対してある程度の興味しか持てず

とても苦労した。

「商品を商品としか見られない」という

表現をよくしていたが、

こう思っているうちは大抵売れない。

もっと興味を持てるようなきっかけを、

ジュエリーの時のblogに代わる何かを

もっと頑張って見付けることが必要だった。


日々が充実していて

周りを見る余裕があるうちに、

冷静にいろんな角度から物事を捉えて

どれだけのことに気付けるか。


上りがあれば、下りもあることを

頭の片隅に置いておかなくては

ならないなと思う。

次にどんな風に上ればよいのか

その分困らずに済むかもしれないから。





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