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売れるか否かは歌で8割決まります。

歌が最も大事です。人間の耳は人間の声に照準が合ってます。非常に細かなところまで聴き分けられるように人間の耳とそれを認識する脳は出来てます。楽器の音はそうはいきません。

売れるか否かの8割は歌で決まります。

なぜこんな曲が売れるのか、理解できないとこも多いと思います。人の好みは多様です。近年ますます多様になってきました。ロングテールはどこまでも続きます。でも売れる曲はあります。確実に存在します。答えは簡単です。

声が良いから売れるんです。
歌が良いから売れるんです。

何度でも言います。最も大事なのは歌です。売れてる人を見てもわかります。全員歌が上手いです。ライブハウスで聴いてる歌とはレベルが違います。いや中には歌がそれほど上手く聞こえない人もいるかも知れません。

歌はテレビではかなり下手に聴こえます。

テレビで歌を聴いた時にちょっと下手かも、と感じても、上手い人、くらいのレベルです。普通に聴こえたらかなり上手い、上手く聴こえたらめちゃくちゃ上手い、あり得ないくらい上手い人です。たまに下手な人もいますが声が奇跡的なくらいに素晴らしいんです。

とにかく歌です。言葉を発します。意味を発します。人間は言葉で意味を付け加えて記憶します。

ここまで勢いで一筆書きで一気に書いてみましたが間違いありません。ライブハウスで活動するアーティストは歌の重要さをあまり分かってません。拘りが低いです。拘るのは楽器です。機材です。そんなものは誰も聴いてません。特に初めて観るお客さんがギターのエフェクターボードを気にするわけがありません。

とにかく歌です。歌が聞き取れないバランスのライブは疲れます。人はどうにかして歌を聴き取ろうします。無駄に労力を使うことになる。歌が意識せずに聴こえて初めて他の楽器の音に耳が向くんです。歌がしっかり聴こえて初めて演奏の良し悪しを判断されます。

楽器の10倍は歌に拘ってください。シンガー以外のメンバーも同様です。歌が聴こえる演奏こそ最も望まれる演奏なんです。歌が上手く聴こえる演奏、気持ちよく響く演奏、こそ最高の演奏です。

売れたいならまずは歌です。
歌で8割決まります。

2割8割の法則です。ライブ演奏におけるヴォーカリストの役割、つまり全体の2割である歌がライブの、更には音楽の良し悪しの8割を決めます。残りの2割は順に、歌詞、その次にメロディー、最後に演奏です。この優先順位が逆になってしまってる哀しいバンドマンで今日も下北沢は溢れています。

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