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インプットとアウトプットについて(アウトプットがいかに重要かを話します)

ツイッターでこんな事がありました。

という事で

インプットとアウトプットについてを自分なりに解釈していきます。

インプットとは?

体験する。知識を得る。
(例)インプットの具体例
セミナーを受講する、本を読む、新しいサービスを体験する、映画を見る、音楽を聴く、気になるレストランへ行く、プレゼントを選ぶ、プロジェクトを立ち上げる、プロモーションの準備や結果 など(大辞林より)


アウトプットとは?

自身の体験・学習し得た知識を、成果や次の結果につなげる
(例)アウトプットの具体例
社内共有会、ナレッジデータベース登録、業務の改善、新規事業の立ち上げ、ブログ記事作成、飲み会で共有、過去データとの比較検討 など(大辞林より)

インプットは、体験することも含まれるんですね。プロジェクト立ち上げる事がインプットなのかどうかは、少し微妙ですが、主に今までの考えと類似しています。

アウトプットは、成果、次の結果に繋げる事が含まれています。ここでは特にビジネス例がありますが、業務改善や飲み会などでの共有も入っていると様々に定義できそうですね。

さて、僕が疑問に思った事。

それは、

アウトプットを苦手としている人が多いのは何故か?


という事です。

ふと疑問に思ったのですが、インプットをする人をよく見かけますが、アウトプットをよくする人はあまり見かけないという事です。


インプットでツイッター検索をかけた結果:

約8ツイートに1つは、

・インプットをしていたが、アウトプットはできていなかった
・インプットが多い1年だったので来年はアウトプットを増やしたい
・今日明日はインプットします〜〜

といった内容でした。

反省が多い印象です。

また、「インプット<アウトプットに重きを置きましょう」という内容も多かったため、注意喚起の上で発信している方もいました。


アウトプットでツイッター検索をかけた結果:

一番最初にここが出てきてビックリしました。

加えて、僕が言いたい事が少しだけ書いてあって感心させられました。え。


ピックアップしました。

というのも、それぞれイイネの数が良かったのでそれだけ本質を捉えたツイートだと思ったからです。インプットでこれを見かけることはありませんでした。

インプットだけをして終わる人の特徴とは

情報量は少ないですが、考えられる点としてあげられるのは主に2つ

1:インプットのしすぎで満足している

2:楽だから

です。

1:インプットのしすぎで満足している

これは、真面目な人ほど当てはまるかと思います。

読書をしていると、多くの字をインプットします。

そのため、読んだ瞬間にある一定の満足を得られしまうのです。

実体験があります

(著:フィルナイト SHOE DOG 600pほど)の本を読み終わった時に、彼がストーリーテラーである、とビルゲイツが言っていたのも納得しましたが、それ以上に読み終わった、という達成感がありました。読んだだけなのにです。

大量のインプットをしすぎた過程として、満足という結果を僕は手にしまったわけです。今でも、何かにまとめようと思っていますが、手が動きません。

インプットのしすぎは、一回見直すべきということですね。本であれば、今日読んだ本の内容は、その日のうちにアウトプットする、といった事が求められると思います。

2:楽だから

これが一番共有したい事でした。

インプットは、非常に楽です。

楽だからこそ、誰でもできちゃいます。というのも、本を読む際、理解しなくても字は見る事ができます。もともと塾講師だったのですが、生徒がケアレスミスをする際によくある事が

「問題を見ているだけで、理解はしていなかった」

という事です。

問題:次の()の中に含まれる単語を並び替えて正しい文章にしなさい

これなら、やることは並び替え、という1つの行動だけですので誰でもできます。

しかし、これが

問題:次の()の中に含まれる単語を並び替えて正しい文章にしなさい。(動詞は、必要があれば形を変えること)

問題:次の()の中に含まれる単語を並び替えて正しい文章にしなさい。(それぞれの文章に一語不要なものがあります。)

といったやる事が2つになると、生徒はミスを増やします。皆さんも、こういった経験があるかと思います。僕は大アリでした。

タスクが増えるとミスが増えてしまうのは仕方のない事ですが、上記では、()の部分を「見た」だけで、「読む」ことはしていないのです。

この「見る」と「読む」の違いを意識しないためミスが増えると考えられます。

話が脱線しそうだったので、「見る」「読む」の違いはここまでにしますが、人は、楽な方を選びたがります。上記の場合であれば、「見る」という楽な方を選んだ結果として、起こりうるミスなのです。

アウトプットがなぜ重要か

ここからは、アウトプットについての重要性を書いていきます。

アウトプットは、先ほどの定義の通り

自身の体験・学習し得た知識を、成果や次の結果につなげる

という事でした。

これをするにあたって必要な事が2つあります。

1:インプットをする

2:振り返る

3:行動する

です。

これら2つをしない限りは、よほどの事がない限りアウトプットに繋げづらいと思われます。というのも、自身の体験・学習し得た知識、というのはインプットに繋がるからです。

加えて、アウトプットには振り返る必要があります。過去を振り返る事で、理解も含まれます。これは、エヴィングハウスの忘却曲線にもある通り、復習する事で人は短期記憶から長期記憶へと移行するためです。

以上のことから、アウトプットするまでには、非常に多くのエネルギーを必要を必要としている事が分かります。逆に言えば、アウトプットができる人ほど、その物事に対して時間を割いていることも考えられますので、インプットだけしてきた人と、アウトプットだけしてきた人の経験値の差は2倍ほどあるのではないか、と考えられます。(推測ですが)

また、2つ目のアウトプットのツイートの方は、

完璧主義ではいけない

ということを述べています。

これはかなり同感できます。完璧主義でいると、インプットを100%し終わった後に、やっとアウトプットしていくイメージだと思います。これでは、僕が最初に述べた「インプットのしすぎに置けるデメリット」をことごとく受けてしまいます。

だから、インプットをする際は、常に自分の許容量を越えないように調整することが大事かと思います。抱えきれないインプットは、むしろ逆効果だということです。


まとめ

ざっとではありますが、インプットとアウトプットについてを書いていきました。

インプットの許容量のことを最後に話しましたが、これは人によって変わります。

僕の知っている人では、3日間かけてインプットして、その後アウトプットしていくということもあるので、許容量は自分と相談する事が大事です。

このノートから、インプットとアウトプットについて。特にアウトプットの重要性を感じられたらな、と思います!


ツイッターは以下から。


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