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1日10分のはがき習慣で夢は叶う

あなたには、これまでに「夢を叶えた」という経験はありますか?

夢というとパッと出てこない方は「願い」と言い換えて考えてみてください。小さい頃から夢であった職業に就けた、第一志望校に合格した、甲子園に出場した、マイホームを建てた、ずっと行きたかった場所へ旅行に行けた、憧れの高級バックを手に入れた、など大なり小なり出てくるのではないかと思います。

私がずっと叶えたかった夢、そして叶えた夢は、本を出版することでした。

小さい頃から本が大好き。小学生のときには休み時間のたびに本を開き、図書カードの貸出欄があっという間に埋まっていくのが自慢であり喜びでした。ちなみに今なお本好きは変わらず、年間200冊ほど読んでいます。
読んだ本の数だけ、多様な価値観や胸を打つ言葉との出会いがありました。
アイドルやスポーツ選手に子どもがキラキラした眼差しを向けるように、顔の見えない著者へ尊敬と憧れを抱いていた私は、いつしか「私も本を書いて、感動や気づきを与えられる人になりたい」こう思うようになりました。

2018年、私は25歳のときに自費出版で本を書き上げました。
印刷した500部の本は、2ヶ月で完売。出版記念イベントには、80人を超える方々にお集まりいただきました。さらに2021年には、念願の商業出版を果たしました。そう、夢を叶えたのです。

「どうして本を書けたのですか?」「出版ってどうやったの?」
これまで多くの方に質問を受けました。
それもそのはず。2018年の私は社会人2年目にして起業をしたばかり。起業というと若くしてすごいと褒めていただくこともありますが、そのころの私にとっては開業届を出したというだけのこと。
勢いで会社を辞めたということもあり、新米フリーランスの私を守る後ろ盾は皆無。あったようでなかったに等しいささやかな貯金はあっという間に底をつきました。客観的にみれば、とても本を書くにふさわしい人ではなかったのです。そんな私がまさか数年後には商業出版を果たしているなんて、願っていたことではありながら自分でも全く想像できていませんでした。

ではなぜ、本を出せたのか?
私は断言します。手書きのはがきを、人に渡し続けたからです。

2016年、当時大学4年生のとき私はとある講演に参加しました。
その講演家の方が筆文字に長けているということで、講演後に筆ペンで自分の名前や名言を書くワークショップが企画されていたのです。振り返れば、その日が私のターニングポイントでした。
「筆ペンって、なんか自分の字が違う人の字にみえて楽しいな」
決してうまいとは言えない字でしたが、心が踊るような感覚、本を夢中で読んでいるときのような童心に返った感覚がありました。

その後、私は筆文字でメッセージをはがきに書き、身近な人へ渡すことを始めました。渡した数は、二年間で千枚。
渡していくうちに楽しみに過ぎなかった筆文字が得意に変わり、やがて「麻衣ちゃんの筆文字すごいね、どうやって書いてるの?」「自分も書きたい人がいるから教えてほしい」と言われるようになりました。始めは教えるなんてと謙遜していたのですが、複数名から同時期に言われたことをきっかけに、やってみよう!と決意。サラリーマンをしながら人に教えだすと、教えるたびに目の前の人が喜んでくれて。講座を受けてくださったお礼に私の書いたはがきを渡すと「麻衣ちゃんの活動、応援するよ」そう言ってくれる方が一人、また一人と増えていったのです。

千枚のはがきを渡し終えた約半年後、私は前述した一冊目の本を世に出しました。

書くことには、ある力があります。
それは、つながる力。

書くということはなにかのメッセージを伝える行為であり、その字をみる他者はもちろんのこと、自分自身の内に秘めた心ともつながることができます。”手書きは心がこもっている”と言われますが、それ故にまっすぐに書き手の心が届くのです。
そうして心でつながると、そのつながりは応援に変わります。
SNSで顔が分からないままにもつながれるような脆く緩いものではありません。お互いを純粋に大切な存在として思うハートフルで、月日の長さを理由に途切れることのないしなやかなつながりです。

書けば書くほど、たくさんのつながりが生まれます。
応援者になっていただいた結果として、私は夢を叶えることができました。

だから、私は伝えたいのです。
手書きのはがきを書くことは、夢を叶える方法であること。
はがきを書くことを習慣にすることで、夢はたしかに叶うということ。

そんな手書きのはがきを「ご縁はがき」と名付け、私はこれまで述べ1,100名を超える生徒へ教えてきました。
その生徒の中からも、目指していた夢や目標を叶えたという嬉しい報告をいくつもいただいています。

書くことに苦手意識を持っている方は少なくありませんが、私がお伝えする筆文字は難しくありません。字の上手い下手に関わらず、喜んでいただけるはがきを自分の手で書けるようになります。

書いて楽しく、渡して喜ばれる。
つながりから夢を叶える、ご縁はがき。

1日10分の習慣で、あなたの夢が叶ったり、理想の自分や理想の生活に近づけるとしたらどうでしょうか。きっとあなたもできるはず。
さあ、始めてみませんか?



【玉城麻衣 たましろまい】
1993年生まれ、熊本県出身。
2015年、自分の人生で出逢う1000人の 縁ある方へ筆文字で「ご縁はがき」を届けるチャレジに挑戦、2年間を経て1000枚を書き上げる。
その翌年から「ご縁はがき講師」として 活動を全国で展開。 講演、セミナーは累計100回以上。 出会ったお客様の数は1100名を超える。
2018年7月「ご縁はがきのキセキ」 個人出版500部。
2020年11月福井新聞掲載。同年12月週刊誌「週刊女性」掲載。
2021年9月書道のはな*みちスカウトキャラバン、カリグラフィー部門グランプリ受賞。
2021年4月「一枚の奇跡」(文芸社)出版。
2021年4月初個展「ご縁はがき展」を東京都内にて開催。
公開講座の他、企業研修や公立高校での出前授業、学童や福祉施設においてもご縁はがきを通して、手描きの筆文字で感謝を伝える技術を普及している。

【お仕事について】
・公開講座へのお問い合わせ、
・出張講座などの講師のご依頼、
・デザインや記念品制作など書道家活動
下記リンクよりHPをご覧ください。
個別のお問い合わせもお待ちしております。
http://goen-hagaki.com/

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