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客単価と購入率を伸ばす“店のしつらえ”の技術。プチ改装で専門性や親しみやすさを伝える!
お客視点のちょっとした改善で客単価と購入率を伸ばし、在庫は減らせる
店は、お客に喜びを提供する場所。しかし、毎日そこにいるとお客のためよりも自分の都合を優先し、お客よりも商品を主役とした“しつらえ”になりがちです。儲けをもたらすのは商品ではなく、お客なのだということを忘れてはいけません。お客の心理を捉える「店のしつらえ」を実践し、客単価と購入率、さらには荒利を伸ばしましょう。
店頭のしつらえ
チラシ 売れた理由、開発物語 贈る思いを何度も伝える
昨今のお客はセールでさえ欲しいと思わないものは買いません。
商品開発秘話、使った経験などを早くチラシで訴えれば、お客を買う気にさせることができ、価格競争は避けられます。
正価で売るにせよ、セールにせよ、夏の商戦が近づいています。ところで、買物には4つの順序があります。
1.必要や欲しいと思う「動機付け」
2.動機付けされた商品・サービスの「情報集め」
3.情報集めが終わり「候補品を選定する下見
お客さまの不安を入店前に取り除いて、入店率を安定アップさせよう!
過去、お客さまに聞かれたことを注意深く思い出せば、入店をためらう理由もわかるはず。入店前に、チラシ、店頭ボードなどでその疑問に答え入店率を上げましょう
どんなお得意様も最初は一見客でした。一見客はお試し客です。お試しで気に入ってもらえるとリピーターになります。
新規顧客獲得のコツの多くは、一見客対応に隠れているもの。一見客対応を意識すると新規客アップ対応につながります。
過去の質問から入店
お礼状 お客の心をつかむ‘‘事実‘‘と‘‘未来‘‘の原則
お礼状は今も廃れていません。
インターネット回線で瞬時に他人とつながれる時代に、紙に文字をつづり、手間と時間とお金をかけて、わざわざ一人の元へと届けられます。便利さだけで物事が選択されているのなら、とっくの廃れていてもよさそうです。でも、なくなってはいない。
人は、便利さだけではない‘‘つながり‘‘を求めています。
内容次第で数十万のリピータ 鹿児島県のある布団店は、シンプルな手書きお礼状
見込み客を育てるお礼状の書き方 ~お礼状のNGフレーズとOKフレーズ~
お礼状はビジネスシーンで印象度を上げる有効なツール プレゼンが相手の目前で行う瞬間アピールなのに対し、お礼状は出会った後でも相手の心に入り込めます。メールで瞬間的に相手とつながれる時代、タイムラグのあるお礼状については、その“手間暇かかる価値”が再評価されています。経験値が貯まって成熟してきたビジネスシーンでは、じっくりと考え交渉にあたる案件が増えています。人は嫌いな人の話は聞きたくありませんから
もっとみるライバル店チラシから得意分野を知る。競合ゼロの空白地帯を探せ! 未開発ポジションで自店の強みを生かす
競合店のチラシを使って、自店の「お客様目線で見た優位性」を見つけよう。お客は常に競合店との比較であなたの店を選んでいる。お客に自店を選んでもらう基準を作ることが、競合店との差別化対策となる。
どこから集めるのか?
ターゲット客層の地域に絞り込む
まずは、自店のターゲット客層が目にするチラシを集めよう。新聞折り込みチラシやフリーペーパー、地域情報紙などがありますね。
お客様は競争店との比較か
クレーム対応 感情ケアと事実確認で苦情は“未来の宝”になる
クレームは苦情ではなく、「期待と違った」というお客からの報告である。クレームは店側が想定していないことを、お客があえて伝えてくれるありがたい行為。クレームを上手に活用して、“未来の宝”に変える方法を伝授する。
なぜ、お客さまはクレームを言うのでしょうか。その背景には2つの理由があります。
①期待と違った
②期待と違ったと伝えることで、この困り事が解決すると店に期待をする
「自分がクレームを言
ど演歌チラシ あなたの生き方を伝えると新規客がいきなり「ひいき客」になる
「演歌」とは、生きざま、人生、人情を歌い上げ、人々の心をつかむ日本のソウルミュージック。いま、そんな効果をも持った“ど演歌チラシ”が全国各地で大きな成果を上げている。あなたの生き方を伝えると、お客は必ず心を動かされる!
読んだ人が「応援したい」「職場で自慢した」「店長さんに会いに来た」「あなたの店の商品を使ってみたい」と行動につながるチラシがあります。
このチラシを新聞折り込みにすると、はが
商品と催事 低迷期でも売れる商品に注目 布石となる“売らないイベント”
数は出ませんが、売上げ・客数減のときでも売れる商品が必ずあるはず。そこに注力しましょう。売らないイベントで、お客に商品やサービスを知ってもらい、次の来店を期待します。
GWは「お出掛け消費」が活発になります。日常と比べて非日常である「お出掛け消費」は予算をしっかり使います。その反動でGW後の日常消費が節約され、この時期の店舗売上げが落ち込みやすくなります。ここを月末に回復させるために何をしたらい
4役体験する“4感”ロープレ 発表前提の演習で“駄目出しなし”に改善点を発見
4役とは、お客役、販売員役、他人役、そしてビデオの視聴者役(全員)。この全てを経験します。発表前提の演習で、「〇〇役をやってみて感じたこと」を「私は〇〇と感じました」と伝え合います。
ロールプレイングに付きものと思われている“駄目出し”は不必要です。これから紹介する人の思考と行動の癖に添った新ロールプレイングで、接客の上達が早くなります。
ロールプレイングとは、実際の接客販売を想定して役割(
女性 性差とキャリアを理解し相手が納得できる言葉を選ぶ
もともと、男女は考え方や得意分野が違います。さらに、女性は働く理由もさまざま。これらを踏まえ、自分の言葉が「どう受け止められるか」を、女性の視点で考え、言葉を選びます。
人にはそれぞれ働く理由があります。
女性活躍社会と呼ばれる昨今でも、それぞれの意識にはばらつきがあります。自分のキャリアを伸ばし社会に貢献したいといった向上心だけが、働く理由ではありません。「家計を助けようと」と時間や職種に
贅沢品 お客の一年を労う 売れ筋の再提案
贅沢品を薦めるには、店が明るい未来を提示しないといけません。お客を表彰するDM、年末のニュースに掛けた販促、縁起ものの手作りDMなど、早めに準備を始めましょう。
「高いから買えない、でも安いのは欲しくない」
という言葉が当てはまるのが贅沢品です。宝飾貴金属は、贅沢品。生きていくためになくても問題のない商材の代表選手です。
この種の商材は、価格を下げても、それでだけでは売れません。食品などの必需
チラシ商品 定番を今年らしく 分かりやすい場所に
12月の売り筋は、定番に今年らしさを加えたアイテムを。雑誌を参考に、そのアイテムを使っているシーンから売り方や販促を考えます。過剰な季節装飾で、売り筋が埋もれないよう要注意。
年末はクリスマス、忘年会、年越し、お歳暮、年の区切りと、行事がめじろ押しです。毎年やってくるから毎年悩みます。
気ぜわしさの中、ボーナスも合わさるので、チラシ集客と店頭しつらえを連動することで売上げは大きく変化します。
2000人に調査 小売りの6割が迷惑行為を経験 やってはいけない対応
クレームには2種類あります。商品やサービスの不備を知らせてくださるクレームと、お客の期待にそぐわなかったという感情クレームです。特に接客業では従業員にクレームが直接届き、事前に対処方法を知らないと、事態がこじれ解決までに長引くことがあります。また、従業員がショックを受けて、離職につながるケースもあります。
要望=クレームをお客が言いやすい環境に クレームについての同じ質問を、一般消費者(以下、
あなたの笑顔を紙面に載せると商品は勝手に売れていくようになる
いま、買物の方法は成熟しています。店舗に行かなくても購入できる手段が多様になり、似たような商品が多く出回り、それぞれが「われこそが一番だ」と宣伝されています。
こうした状況が過熱する中、お客さまは迷い疲れています。そんなときに効くのが、演歌のように”あなた”と、一人のまだ見ぬお客さまに向けて語りかける「ど演歌チラシ」なのです。店主が自分の仕事に込める思いや、お客さまとの関わりで大切にしているこ
返品のない購入を促し関連購買で単価アップを図る
試着は、単なるお試しではありません。商品価値を伝えるチャンスをつくり出し、口頭での説明では伝わらない価値を直接感じてもらえます。お客との物理的距離が近くなるので、親近感もつくり出せます。試着は、売上げにつながる大切なアクション。全てセルフで試してもらうのではなく、接客の一過程として考えましょう。
試着を勧めて購入後の気変わりを減らす