通販広告から「美白」「ホワイトニング」表現がなくなる日。
こんにちは&こんばんは株式会社イッテントッパ代表の
三村和範と申します。
通販広告・ダイレクトマーケティングの“いま”を
1分で読める記事にしてお届していきます。
今回のテーマは『美白がなくなる時代』です。
いま、スキンケア業界において、「表現と差別」という
テーマが大きな関心ごととなっています。
その一端であるのが「美白」表現について。
ここ最近、世界的なスキンケア・トイレタリー企業が
「人種の多様性議論に配慮」のうえで「ホワイトニング」という
表現の撤廃を表明してきました。肌の色による優劣をなくしていこう!
という動きですね。米国では黒人差別の大きな抗議が記憶に新しく、
その運動を受けての対応と読み取れます。では、日本の企業はどうか…。
大手企業の1社が今後、数年を目処に「美白」「ホワイトニング」の
表現をやめることを宣言しました。
多様性の観点から議論して決めた。
美白という表現によって白い肌がベストと伝わるのは良くないと考えた。
とのことだそうです。
いまある表現が配慮に足りているかどうかという視点が、いままで以上に問われる時代になってきました。
その他のナショナルブランドが追随するのか、それとも別の答えを用意するのか動向を注目し続けなければいけない段階にあります。
一方、通販広告・ダイレクトマーケティング業界ではどうか。
通販業界においては、各社様いまのところは静観をしている状況に
見受けられます。通販において「表現」は「売上」に直結する
重要なファクターであり、とくに美白商品はスキンケア会社様にとっては
アップセルの要を担うポジションです。
差別的な言葉を使ったままの商売を勧めているわけではありません。
ですが、まだもう少し、静観しているのが賢明のような気がしています。
そもそも薬機法に基づくと、美白商品は医薬部外品にあたり
「メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ」が
本来の表現範囲でもあります。いまここで表現のスタート地点に立ち返り、
美白に変わる新たな表現をどこよりも先に開発するのも
良いかもしれませんね。
新しい時代の広告表現を一緒に考えていきましょう。
その際はイッテントッパをぜひご指名ください。
何時間でも対話を重ね、最適なプラン、戦略、クリエイティブを
ご提案いたします。無料ご相談をぜひお寄せくださいませ。
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