これからの一年
ここまでの2年間
2022年8月に任用されてからの仕事を振り返ると、
伊達市の走りやすい、面白い、フーンと思えるところを探していた1年目
当然のことながら、オープンに向けての準備にも参加していました。
そうは言っても、結局オープンまでに1年と2ヶ月がかかっている。
もう少し具体的な仕事と自分に掛かったプレッシャーはなんだったのかな。
プレッシャー
オープンしたけど、人がこない!
そのプレッシャーとの戦いが1年目の冬から
こんなゾッとする話はない。
集客・誘客はオープン前からでも出来るとして、前年度中から開始する。
やったことは、自転車部のある大学のHPやSNS探し。
HPを作っていても、3年くらい更新していないようなクラブだと、おそらく反応はない。
SNSだと、個人が更新しているものも多いので、なんとなく繋がるのではないかという期待は「少しだけ」高くなる。
そして、ツールドのようなシリーズで福島の大会を走っているクラブチーム。
こういうところを探し出して、必死に連絡を取っていた。
もう一つは、ブルベのいう超長距離を走るクラブ。
こちらは知り合いがいたので、そちらからブルベの総会などで資料を展開していただいた。
結果としては、オープン後には大学のチームが2チーム。練習会への参加やZwiftを使っての合宿などを開催してくれました。
ブルベは、3クラブ(栃木、宮城、群馬)が開催をしてくれました。
自分はなかなか繋がりを持つことができていなかったスポーツ少年団も、あるワークショップにて知り合いになった方のお子さんたちのチームが納会(最近は子供でも納会があるらしい)に宿泊。
かかっていたプレッシャーは、だいぶゆるまった
感謝だよね
感謝しないといけないのは、1人でなんか仕事は終わらん。
自分は自転車関連に知り合いもいたので、そこに連絡をしていたけど、現在の主流になっているのは、スポーツ少年団、高校生の合宿だったりする。
これって、自分が持っていないコネクションで、地域の人が紹介してくれたり、気にしてくれていたから宿泊になっている。
気にしてくれる人がいる、って強いね
さてこれからの一年をどうするか
ここからの問題はこれしかない。
人を呼ぶ、特に自転車関連の人をよぶとして考えると、一応大学生、ブルベなどに声をかけ、実績とはなっている。
個人で来られる方が少ないとは思う。
任用に向けての面接の時に、「三年で終わるのか」「終わらなければ、条件次第で続けることも考えている」としていた。
でも、この施設に関わることができる仕事、として考えるとなかなか難しいのか。
給与をどうするとか、そういったことですね。
市役所、振興公社などがあるけど、おそらく地域プロジェクトマネージャーの給与水準の仕事はない。
給与水準が保てないから、と言う理由でいけ副業・・・
無理だよね。
その仕事一本で生計を立てられない(家族に仕送りして、自分が生活できない)のは仕事として選んじゃいけないから。
と言うことで冬までは必死に仕事、冬になったら、引き継ぎを中心とした仕事にするべきなのかな、と思う。
引き継ぐ内容
引き継ぐものって結構多い。しかもWEB系と自転車系が中心
【施設のホームページ】
これは、現在のレンタルサーバー、ドメインをまとめて権利譲渡したい。
一番安全な方法なんだけど、どうも引っ掛かりがあるらしい。
【ブルベ・チーム関連】
これまでの連絡をしてきた記録を一度渡してしまいたい。
営業といっても、情報を提供するという方式が基本なので、会いに行くとはは稀な対応としている。
ブルベに対しては、時間、距離などを中心に知識を持っていただくこと、になるのか、
【自転車のメンテ】
レンタサイクルではありますが、仕様書上では「日常メンテナンス」が施設
側の責任となっている。
でも具体的な点検項目とかないんですよね。
【Ride With GPSなどのルートツール、Zwiftなど】
ちょっとしたWEBツールは使えないと、イベントや体験会がどこを走るか、というルートが表示できない。
今、たぶん施設のスタッフは誰もできない状態と思う。
結局のところ
1年終わったころは、任期が終わったあとに「あいつは何のためにきた?」とか「何も変わらなかった」とか言われたくないと思っていた。
でも、3年でその町の文化が変わるわけでもないし、実績、と言えるものも残せているんだよね、と勝手に納得している。
これからは、「あの人がやっていたことは、いなくなったら誰もできない」とかを少しでも減らすこと、になるかな。
ただ、ゼロから教えることになる可能性が高いので、どうすべぇってところか。
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