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長いコロナ禍と生活について

ご無沙汰noteです。文章が書きたくなったので再開します。

コロナ禍の初期に正社員を辞め、個人事業主になりました。週の半分くらい外で働いて、あとはのんびり制作して生きています。各種税金が高くてつらいです。

正社員を辞めたことで人生のストレスがほとんどなくなりました。コロナ前のnoteが病みすぎていて(あまりに酷くて非公開)自分でも引いたのですが、多忙な日々とストレスは人格をおかしくするんだなと再確認した次第です。

コロナ前はアルコール依存と軽い鬱を患っていたので、当時の記憶が殆どないのですが、常に頭の中に“死”の文字がはりついていたことは覚えています。あと目が滑ってしまい、読書が全くできませんでした(とてもこわい)
今は毎日楽しく本を読める有り難みを噛み締めています。

自分の生活が整い、心身が回復してくると、作品との距離感や考え方が変わってくる事に気付きます。
刹那的なものではなく、永く愛される作品が作りたいと、今まで以上に考えるようになりました。

コロナをきっかけに自宅で仕事をする時間が増え、部屋を一から見直し、古い家具やインテリアを迎えたことも大きく影響しています。
過去の所有者のオーラを纏い、いくつもの時代の空気を吸った家具は美しく、独特な魅力と輝きがあります。

家具はしっかりした作りでないと、ヴィンテージやアンティークとして後世に受け継がれていきません。
作品も同じく、人形が長い時間を旅するには、素材を一から考え直し、特性を理解し、技術を上げることが必要不可欠だと思いました。

今年は展覧会の予定をセーブしているので露出は少なめですが、noteには日々のこと、制作の過程などを記していきたいと思います。

抹茶と和菓子にはまっています。
🍵


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